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【中学受験】中央大学の附属・系列校一覧!内部進学率や偏差値、入試日程まで網羅的に紹介!

この記事でわかること
  • 中央大学の附属校4校の全体像と、中学受験で受験できる2校の基本情報
  • 中央大学附属中学校(小金井)と中央大学附属横浜中学校の偏差値・入試日程・倍率・合格最低点
  • 2校の内部進学率の違いと、希望学部に進むための校内競争の仕組み
  • 初年度にかかる学費の内訳(ICT端末・制服・留学費用を含む実質負担額)
  • 教養総合・課題図書・海外研修など、2校それぞれの教育の特色

中央大学の附属校への中学受験を検討している保護者にとって、「そもそも何校あるのか」「どの学校が中学から入れるのか」は最初に整理しておきたいポイントです。

この記事では、中央大学が公式に挙げる附属校4校の全体像を示したうえで、中学受験で受験できる2校である 中央大学附属中学校(小金井)と中央大学附属横浜中学校について、偏差値・入試データ・内部進学率・学費・教育内容を網羅的に比較します。

服部貴哉

この記事を書いた人

服部貴哉

受験アドバイザー

神奈川大学附属中高→慶應義塾大学法学部→総合商社→LEFYにて中学受験および中高一貫校生をサポート

Contents

中央大学の附属校は全部で何校?中学受験で受けられるのは2校だけ

中央大学の附属校は全4校ありますが、中学校を持つのは2校だけです。中学受験で中央大学附属校を目指す場合、実質的な選択肢は「中央大学附属中学校」と「中央大学附属横浜中学校」の2校に絞られます。

中央大学が公式に挙げる4つの附属校一覧

中央大学が附属校として位置づけている学校は次の4校です。

  • 中央大学高等学校(東京都文京区/高校のみ)
  • 中央大学杉並高等学校(東京都杉並区/高校のみ)
  • 中央大学附属中学校・高等学校(東京都小金井市/中学・高校)
  • 中央大学附属横浜中学校・高等学校(神奈川県横浜市都筑区/中学・高校)

いずれの学校からも中央大学への内部推薦制度がありますが、高校のみの2校は中学受験の対象にはなりません。

中学校を持つのは2校のみ

中学受験の入口がある中央大学附属中学校(以下、中大附属中)は東京都小金井市に、中央大学附属横浜中学校(以下、中大横浜中)は横浜市都筑区にあります。立地も校風もかなり異なるため、「中央大学附属ならどこも同じ」とは言えません。お子さまの通学圏や入試日程の併願設計をふまえ、2校をしっかり比較することが重要です。

「附属」と「系列」の違いと中央大学進学への影響

中央大学の場合、4校いずれも大学が「附属校」と明示しています。他大学グループで見られるような「系属校」「係属校」との区別がなく、4校とも中央大学への内部推薦制度を持っている点は共通です。ただし、推薦枠の割合や学部ごとの枠数は学校によって異なるため、「附属校だから全員が推薦で進学できる」わけではありません。この点は後半で詳しく解説します。

中央大学附属中学校(小金井)の基本情報と入試データ

中大附属中は、JR中央線・武蔵小金井駅からバス約6分、西武新宿線・小平駅からバス約12分の場所に位置しています。中央大学への進学率約87%を誇る”本流型”の附属校であり、MARCH附属校の中でも安定した人気を持つ学校です。

偏差値・入試日程・募集人数をまとめてチェック

2026年度入試のポイントを整理します。

  • 四谷大塚80偏差値:第1回56、第2回56(50偏差値は52)
  • 入試日程:第1回=2月1日、第2回=2月4日
  • 募集人員:第1回約100名、第2回約50名(男女合計)

第2回は募集約50名と少なく、後述する倍率データからも、後半日程は狭き門になりやすい学校です。併願計画では第1回での合格を主軸に据えるのが現実的でしょう。

2025年度入試の倍率と合格最低点の実態

2025年度入試の結果は、学校公式データで次のとおりです(参照元)。

  • 第1回:応募410人→受験370人→合格138人→実質倍率2.68倍
  • 第2回:応募565人→受験436人→合格73人→実質倍率5.97倍
  • 合計:応募1,014人→受験841人→合格219人→実質倍率3.84倍

注目すべきは第2回の実質倍率5.97倍です。2024年度の全体倍率は4.15倍でしたが、2025年度は応募者数こそ約8.9%減となったものの、第2回の倍率は依然として非常に高い水準です。2025年度の4科合計の合格最低点は、第1回が男子208点・女子213点、第2回が男子226点・女子235点でした(参照元)。

【入試科目と配点】4科バランス型の対策ポイント

入試は4科型で、配点は国語100点・算数100点・社会60点・理科60点の計320点満点です(参照元)。

  • 国語(50分・100点):長文読解を中心に記述問題も出題されます
  • 算数(50分・100点):図形・濃度算・旅人算などが頻出で、基礎から応用まで幅広い出題
  • 社会(30分・60点):時事問題への対応も求められます
  • 理科(30分・60点):実験・観察に基づく考察問題が特徴

国語・算数の配点が高いため、この2科目で確実に得点を積み上げることが合格への近道です。算数は計算ミスを防ぎ、見直しの時間を確保する戦略が重要とされています。

【学費の内訳】入学金からICT端末まで含めた初年度負担額

2026年度入学者向け資料による中1の初年度費用は以下のとおりです。

  • 入学金:29万円
  • 年額学費合計:102万6,000円(授業料61万2,000円、施設設備費28万円、後援会費2万3,400円、校友会費1万600円、学年費10万円)

これに加えて、副教材約3万7,000円、制服(男子約10万円・女子約12万円)、体育着約5万3,000円、ICT端末は中学3年間で約18万円が別途かかります。中学3年間の学校納付金は、入学金29万円を含めて357万6,000円です。これに副教材代・学校指定用品(制服・体育着等)の費用が別途かかります。「大学受験の塾代が抑えられる」という附属校のメリットを考慮しても、学校納付金は決して軽くありません。

中央大学附属横浜中学校の基本情報と入試データ

中大横浜中は、横浜市営地下鉄センター北駅から徒歩7分という好立地にあります。午後入試を実施しているため併願に組み込みやすく、神奈川エリアで高い人気を誇る学校です。

偏差値・入試日程・募集人数をまとめてチェック

  • 四谷大塚80偏差値:第1回57、第2回59(50偏差値は54、56)
  • 入試日程:第1回=2月1日、第2回=2月2日午後(15:10開始)
  • 募集人員:各回80名、合計160名

第2回の80偏差値59は中大附属中の56を上回っており、「午後入試の使いやすさ」と「大学附属人気」が合わさって偏差値が押し上げられています。

午後入試がある第2回の活用法と倍率・合格最低点

2026年度入試の結果データは以下のとおりです。

  • 第1回:応募378人→受験354人→合格125人→実質倍率2.83倍
  • 第2回:応募804人→受験669人→合格249人→実質倍率2.69倍
  • 合計:応募1,182人→受験1,023人→合格374人→実質倍率2.74倍

第2回だけで804人が応募しており、2月1日に他校を受けた受験生が2月2日午後に流入する構造がはっきり見て取れます。合格最低点は第1回が315/500点(63.0%)第2回が338/500点(67.6%)で、午後入試の第2回の方がボーダーラインが高い点に注意が必要です。

【入試科目と配点】500点満点で問われる力とは

配点は国語150点・算数150点・社会100点・理科100点の計500点満点です。中大附属中の320点満点と比べると社会・理科の比重がやや大きく、4科目まんべんなく仕上げる必要があります。

2026年度入試の各科平均点を見ると、第1回は国語97.5点・算数80.6点・社会56.4点・理科56.1点、第2回は国語99.8点・算数78.1点・社会66.6点・理科69.2点でした。第2回では社会・理科の平均が10点以上高く、得意科目に偏った対策では差がつきにくいことがわかります。

【学費の内訳】研修・留学費用も含めた実質的な負担

2026年度入学者の初年度費用は以下のとおりです。

  • 入学金:29万円
  • 中1学費等合計:107万7,200円(授業料58万8,000円、施設設備費29万円、学年費7万2,000円、積立金11万円、生徒会費7,200円、PTA会費1万円)
  • 学習用PC購入費:約15万円(別途)

入学金を含めた初年度納付総額は約136万7,200円です。さらに希望制の海外研修として、中2ニュージーランド研修が約35万円、高1カナダ研修が約50万円の費用目安が示されています。これらは任意参加ですが、附属校の充実した国際教育をフル活用したい場合は、学費以上の支出計画が必要です。

中央大学附属2校 入試データ比較表
2025〜2026年度入試の主要データをまとめて比較できます
比較項目 中大附属中(小金井) 中大横浜中
所在地 東京都小金井市 横浜市都筑区
80偏差値(四谷大塚) 第1回56/第2回56 第1回57/第2回59
入試日程 2/1・2/4 2/1・2/2午後
募集人員 約100名・約50名 各80名(計160名)
配点(満点) 320点(国算各100・社理各60) 500点(国算各150・社理各100)
実質倍率(直近) 全体3.84倍(2025年度) 全体2.74倍(2026年度)
中央大学進学率 約87% 約77.6%
初年度納付金(入学金込) 約131.6万円 約136.7万円
中大附属中(小金井)
80偏差値 56
入試日程 2/1・2/4
実質倍率 3.84倍
中大進学率 約87%
配点(満点) 320点
初年度納付金 約131.6万
中大横浜中
80偏差値 57〜59
入試日程 2/1・2/2午後
実質倍率 2.74倍
中大進学率 約77.6%
配点(満点) 500点
初年度納付金 約136.7万

内部進学率と学部選択の仕組み 2校の進路実績を比較

中央大学附属校を選ぶ最大の理由は、やはり内部推薦による中央大学への進学です。しかし、2校の進学率には約10ポイントの差があり、「希望の学部に進めるか」は校内成績次第です。

中央大学附属中学校の中央大進学率87%の内訳と他大学実績

2025年3月卒業生の中央大学進学率は87%です(参照元)。学部別の内訳は法学部104人、経済学部60人、商学部63人、理工学部26人、文学部32人、総合政策学部22人、国際経営学部8人、国際情報学部10人となっています。

一方、他大学進学等は34人で、千葉大学・筑波大学・電気通信大学・東京農工大学・横浜国立大学、青山学院大学・慶應義塾大学・上智大学・東京薬科大学・東京理科大学・法政大学などへの進学実績があります(参照元)。附属校でありながら外部受験の道も開かれているのが特徴です。

中央大学附属横浜中学校の内部推薦率77.6%と外部難関大進学の実態

中大横浜中の場合、2024年度卒業生344人のうち中央大学への内部推薦は267人で77.6%でした。中大附属中と比べると約10ポイント低く見えますが、その分だけ外部大学への進学実績が厚いのが特徴です。

国公立大学には33人(9.6%)が進学しており、横浜国立大13人、横浜市立大5人、東京科学大2人、一橋大2人などが含まれます。私大でも早稲田11人、慶應17人、上智7人、東京理科16人、明治26人と、附属校でありながら難関大学への外部進学実績が目立つ学校です。

希望の学部に進めるかは校内競争次第 推薦の仕組みを理解しよう

両校とも、内部推薦の仕組みは基本的に「高校3年間の成績上位者から順に希望学部を選択する」方式です。つまり、入学後に「附属だから安心」と油断するわけにはいきません。定期試験の成績はもちろん、出席状況や生活態度も評価対象となり、英語資格による加点がある場合もあります(参照元)。

なお、中央大学にない学問分野を志望する場合や国公立大学を受験する場合は、推薦権を保持したまま挑戦できる制度があります。「ダメだったら中央大学に戻れる」というセーフティネットが用意されている点は、大きな安心材料と言えるでしょう。

【理系志望は要注意】横浜で推薦枠が少ない理由

中大横浜中の公式Q&Aでは、高校2年次に理系を選択した場合、文系よりも推薦枠が少なく全員分は確保されていないと明記されています。中央大学の理工学部自体が1学部のみであるため、文系学部と比べて推薦枠が構造的に限られるのです。

理系志望のお子さまが中大横浜中を選ぶ場合は、入学時点からこの情報を把握しておくことが大切です。高校での成績を一定水準に保たなければ、推薦で理工学部に進めない可能性もあります。理系進学を確実にしたいなら、外部受験も視野に入れた計画を立てておくのが賢明です。

2校の特色ある教育内容を比べてみると

附属校は「大学進学先が早く決まる学校」と見られがちですが、6年間の教育内容こそが学校選びの重要なポイントです。2校はそれぞれ異なるアプローチで生徒の力を伸ばしています。

中央大学附属中学校の「教養総合」と課題図書プログラム

中大附属中の教育の核は「教養総合」と呼ばれる探究型のカリキュラムです。自ら考え、行動し、社会と接続する力を育てることを目的とし、中央大学との連携授業も組み込まれています。

もう一つの大きな特色が課題図書プログラムです。中学3年間で60冊、高校で100冊の課題図書を読み進めることで、読書習慣・思考力・想像力を養います(参照元)。大学附属校だからこそ受験勉強に追われず、じっくり読書に向き合える環境が整っていると言えるでしょう。

英語教育では、Project in Englishや中1希望者向けのEnglish Campのほか、高校での単位認定留学・ターム留学・英国短期語学研修・台湾交流プログラムなど多彩な選択肢があります。

中央大学附属横浜中学校の国際教育と海外研修の充実度

中大横浜中は「人間の土台を育てる」中学課程を掲げ、授業だけでなく校外学習・学校行事・部活動を通じて企画力やコミュニケーション力を養う方針です。

特に国際教育の充実度は目を引きます。全学年で外国人教員による授業が行われるほか、附属校合同のレシテーション・スピーチコンテスト、林間学校でのEnglish Campなどが用意されています。

海外研修プログラムも段階的に設計されており、中2でニュージーランド研修(約35万円)高1でカナダ研修(約50万円)高2で全員参加のシンガポール・マレーシア研修旅行、さらに毎年約5人が単位認定留学に参加しています。段階を追って海外経験を積める仕組みは、グローバル志向の家庭にとって大きな魅力と言えるでしょう。

よくある質問

中央大学の附属校で中学受験できるのは何校ですか?

中央大学の附属校は全4校ありますが、中学校を持つのは「中央大学附属中学校・高等学校(小金井)」と「中央大学附属横浜中学校・高等学校(横浜)」の2校のみです。残り2校(中央大学高等学校・中央大学杉並高等学校)は高校からの募集しかありません。

中央大学附属校に入れば必ず中央大学に進学できますか?

内部推薦制度はありますが、全員が希望どおり進学できるわけではありません。高校3年間の成績・出席状況・生活態度をもとに順位がつき、上位者から希望学部を選ぶ仕組みです。特に中大横浜中では理系の推薦枠が文系より少ないため、理系志望の場合は注意が必要です。

2校の偏差値はどのくらい違いますか?

四谷大塚の80偏差値で比較すると、中大附属中(小金井)は第1回・第2回ともに56、中大横浜中は第1回57・第2回59です。特に横浜の第2回(2月2日午後入試)は併願需要が集まるため偏差値が高くなる傾向があります。

中央大学の附属校から他大学を受験することはできますか?

はい、可能です。両校とも、中央大学にない学問分野への私大受験や国公立大学受験の場合は、中央大学への推薦権を保持したまま挑戦できる制度があります。実際に中大附属中からは慶應や筑波など、中大横浜中からは横浜国立大や一橋大などへの進学実績があります。

初年度にかかる費用は全部でいくらくらいですか?

入学金・学費・ICT端末費用を含めると、中大附属中(小金井)は約131.6万円+制服・副教材費が目安です。中大横浜中は入学金込みで約136.7万円+学習用PC約15万円が加わります。さらに横浜では希望制の海外研修(中2NZ約35万円、高1カナダ約50万円)が別途かかる場合があります。

まとめ

中央大学の附属校は4校ありますが、中学受験で受験できるのは中央大学附属中学校(小金井)と中央大学附属横浜中学校の2校だけです。

中大附属中(小金井)は中央大学進学率約87%を誇る”本流型”の附属校で、「教養総合」や課題図書プログラムによる探究的な学びが特徴です。入試は2月1日と2月4日の2回で、第2回は実質倍率5.97倍と非常に狭き門になります。

中大横浜中は、2月2日午後入試という併願に組み込みやすい日程と、国際教育・海外研修の充実度が魅力です。内部推薦率は77.6%とやや低めですが、その分だけ国公立大学や早慶への外部進学実績が厚く、進路の選択肢が広い学校と言えます。ただし理系の推薦枠は限られているため、理系志望の場合は事前に把握しておきましょう。

どちらの学校も「附属だから安心」ではなく、入学後も校内成績が学部選択に直結する仕組みです。お子さまの通学圏・学力帯・将来の進路志望を総合的に考え、ご家庭に合った附属校を選んでください。

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