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スマホ沼を断ち切る!中学受験で合格するためのスマホルール6選

「スマホは勉強の休憩中だけなら大丈夫」と思ってお子さんにスマホを渡していると、気付いたら30分、1時間と画面にくぎ付けになっていた——そんな経験がある親御さんも多いのではないでしょうか。
本記事ではスマホ依存の実態とリスク、中学受験を合格に導くスマホルール、さらに集中力をUPさせる方法を解説していきます!

スマホ依存がもたらす6つの学習リスク

①脳の疲弊による処理能力の低下

神経科学の分野では、通知が頻繁に届くとドーパミンが断続的に放出され、前頭前野のワーキングメモリが疲弊する可能性が指摘されています。その結果、計算や読解などの高次処理効率が下がる恐れがあると言われています。

②集中力の低下

勉強→スマホ→勉強とやることを切り替えるたびに、集中力が途切れる「注意残余」が発生し、解き直し回数が増加すると報告されています。

③睡眠不足

ブルーライトはメラトニン分泌を抑制し、入眠時刻を平均37分遅らせるとされています。結果として翌日の勉強効率が落ちてしまいます。

④親子関係・メンタルヘルスへの影響

依存が進むと保護者の声かけを拒絶し、家庭内コミュニケーションが断絶しがちです。孤立感が強まると不安・抑うつ傾向も高まります。

⑤不登校・塾離れにつながるケース

教育現場の事例として、夜更かしから遅刻・欠席が増え、学校や塾に行けなくなる負の連鎖につながったという声も少なくありません。

スマホ依存を招く3つの要因

①ドーパミンのループを生むアプリ設計

SNSやゲームは「いいね」「報酬アイテム」をランダム間隔で提示し、脳に強化学習を促します。これはギャンブル機械と同じ仕組みで、もっと続けたくなるように設計されており、子どもが離れづらくなるようになっています。

②SNSとゲームによって得られる承認欲求

10代は自己肯定感が揺らぎやすい時期です。コメントやスコアで即時評価を得られるスマホは、受験勉強よりも短期的な満足を与えやすい存在です。

③曖昧なスマホルールによる生活リズム悪化

スマホの使用開始年齢が低いほど自己管理が難しくなります。ルール作りが曖昧な家庭ほど、依存度が上がりやすい傾向があります。

合格を目指すなら!スマホルール6か条

①スマホ使用ルールをしっかりと決める

スマホを使う目的や制限時間、置き場所、違反時のペナルティなど、お子さんと相談の上、明確に決めましょう。「やりすぎはダメだよ」という程度の注意だと、お子さんが明確な基準がわからず、ついつい時間を使いすぎてしまいます。

1日〇分まで、もし守れなかった場合は〇〇、のように明確なルールを設けましょう。

②ルール違反時のペナルティ

「制限時間を超えた翌日は使用ゼロ」などの具体的なルール違反時のペナルティを設定し、実際にルールを守れなかった場合は必ず実行しましょう。

ルールを破ってもなんとかなるとお子さんが思ってしまうと、その後も甘え続けてしまう可能性があります。

③夜のスマホ置き場の固定

リビングや親御さんの部屋にお子さんのスマホ置き場を作り、夜決まった時間以降は必ずスマホ置き場に置きます
夜はお子さんの部屋にスマホを持ち込ませないことで、深夜のスマホ使用を防ぎます。

深夜にこっそり布団の中でスマホをいじっているお子さんも多くいます。
一度この習慣がついてしまうとソワソワして眠れなくなったり、そもそもスマホがないことにストレスを感じてしまうようになってしまいます。

スマホから離れられないお子さんはどうする?

タイマーで15分セットして、スマホの電源を切り、15分間だけは勉強に集中することから始めましょう。
15分間勉強に集中することに成功できたら、スマホの電源を入れて1分間だけスマホを触ってよい時間を作ります。
1分間スマホを触ったら、再度スマホの電源を切り、15分間勉強に集中する繰り返しです。
15分間×3回成功したら、15分間を20分間、30分間と延長します。

15分間我慢すればいいだけなら取り組みやすく、集中力が続きやすいですね。

よくある質問 Q&A

スマホは完全に取り上げるべき?

完全にとりあげてしまうと、お子さんの反発を招きやすく、隠れ使用につながるため推奨しません。
段階的な制限や代替案の提示が現実的です。

現代ではスマホを使用しているお子さんも多いので「なんで私だけ!」と思われてしまうと、親子間の喧嘩に繋がってしまう可能性があります。

勉強系アプリも制限する?

必要なアプリは残し、通知をオフにするだけでも効果があります。特にYoutubeなど動画再生系は誘惑が強いため通知をオフにしておきましょう。

お子さんがスマホを利用する際に、本当に勉強アプリだけを利用しているのかをチェックすることも大切です。

受験後のスマホ管理はどうする?

入試後は使用を緩めても構いませんが、反動でスマホ漬けにならないよう気をつけましょう。

特に中高一貫校生は、燃え尽き、深海魚と言われるように、中学入学と同時に全然勉強しなくなるお子さんが一定数存在します。

その多くがスマホやゲームに夢中になっていますので、引き続き一定の制限をかけることが大切です。

まとめ

スマホ依存は「意志の弱さ」ではなく、環境が生む行動習慣です。
家庭でのルール実践を徹底すれば、スマホを完全に排除しなくても学習に集中できます。
お子さんと対話しながら適切なスマホ習慣を築くことが、志望校合格への最短ルートです。
今日から小さな一歩を踏み出し、スマホを“敵”から“頼れるツール”へと変えていきましょう。

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