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【中学受験】グノーブルの授業についていけない!親はどうフォローすべき?

「下位クラスから上位にあがれない…」
「毎授業の小テストではいい点数を取れるが、グノレブだと全然ダメ…」
「毎週Nテキストさえ終わらず、Tテキストは未着手」

グノーブルに通塾されているご家庭の中には、このようなお悩みがあると聞きます。

しかし、グノーブルの合格実績は非常にレベルが高く、最難関中学を目指す受験生であれば、なんとかくらいついていかなければなりません。

もし最難関校を目指しているのであれば、上記のようなお悩みがあったとしても、まずは転塾などは考えず、どうしたらグノーブルの授業についていけるようになるのかを検討すべきです。

本記事では、グノーブルの合格実績や特徴をご紹介した上で、お子さまがグノーブルの授業についていけるようにするために親がフォローすべきことなどをご紹介していきます。

グノーブルの合格実績

まずはグノーブルの合格実績を見てみましょう。

以下からグノーブルの合格実績を確認することができます。

グノーブル2024年入試 11期生合格実績

筑波大学附属8名、開成11名、麻布24名、桜蔭16名、女子学院13名、聖光学院22名、豊島岡15名と、一目瞭然、首都圏の最難関校に軒並み合格実績があります。

そして、特に目を見張るのは、最難関中学への合格率の高さです

2024年入試時のグノーブル11期生は689名で、中学受験塾の中ではそこまで規模が大きい方ではありません。

しかし、2024年入試では、最難関中へ305名もの合格実績を出しています。

他の中学受験大手塾は数千人以上の規模の塾ばかりですから、合格率で比較すると飛びぬけた合格実績であることがわかります。

グノーブルの特徴

最難関中学への合格率の高さを支える、グノーブルの特徴をご紹介します。

テキストは授業当日に配布

グノーブルでは、授業で使用するテキストは、授業当日に配布されます。
グノーブルのオリジナル教材で、プリントが綴じられたものです。

そのため、基本的に予習はなく、復習を徹底する方針となっています。

また、授業で使用するテキストと別に、家庭学習用のテキストも配布されます。
家庭学習用のテキストは、授業でも使用するテキストとかなり類似した問題が掲載されており、復習環境が万全に整っています。

授業の解説動画がある

授業の解説動画が用意されているため、授業中に理解しきれなかったことがあったり、もし病気などで授業を休むことがあったりした場合でも、授業内容を動画を見て学習することができます

少人数制クラス

クラスの人数は学年により多少異なるようですが、10人前後~最大15名程度と、少人数制のクラスになっているようです。

そのため、先生も生徒一人ひとりの状況を掴むことができ、添削などのサポートも充実しているようです。

成績別クラス分けシステム

グノーブルは成績に応じてクラスが編成されています。

定期的に実施されるテストの成績において、「国語・社会」「算数・理科」の2つのレベルでクラス分けがあります。

最難関校を目指す生徒の中には、算数もしくは国語のどちらかが凄まじくできる一方で、もう一方の科目が非常に苦手という方も多くいますので、そういった受験生にとっては、4科目で判断されるよりも適性なレベルのクラスで授業を受けることができそうです。

なぜグノーブルについていけない?

グノーブルについていけないと感じる理由をいくつかご紹介します。

通塾生のレベルが非常に高いため

先ほどの合格実績からもわかるとおり、グノーブルの通塾生の大半が最難関中学に合格しており、グノーブルの通塾生のレベルは非常に高いと言えます。

それに合わせて、グノーブルの授業、宿題は最難関中学に合格できるようなレベルになっています。

そのため、授業や宿題も難しいし、毎授業のテストや定期的なテスト(グノレブ)においても、頑張ったのになかなか順位や偏差値が上がらない、と感じてしまうかもしれません。

成績別クラス制度のため

通塾生のレベルが高いことに加えて、成績別クラス制度が取れられているため、全然クラスが上がらない、と感じてしまうこともあるでしょう。

ただし、グノーブルの通塾生全体のレベルが高いため、グノーブル内で相対的に順位や偏差値が伸びなくとも、中学受験生全体でみれば、相対的に成績が伸びている可能性は十分にあります

テキストの問題が難しいため

グノーブルのテキストは、最難関校に合格できる力をつけられるように作られていますので、例え難しい問題であっても、入試頻出問題や、重要な捉え方・観点を身に着けられる問題が網羅的に掲載されており、他の中学受験用教材と比べると、難しい問題の数が多いように感じます。

難関校を目指す教材としては素晴らしい一方で、そういった問題をしっかり理解し、吸収するためには、ある程度の学力が必要です。そのため、それらの問題を吸収できるレベルに至っていない場合は、かなり大変な思いをされることもあります。

グノーブルについていけない時の対処法【算数】

グノーブルについていけない、大変と感じた時の対処法をご紹介していきます。

ここでは、特にお悩みの多い算数に絞って対処法をご紹介します。

テキスト後半の難しい問題は諦める

グノーブルでは、毎回の授業で、Nテキストという新単元が掲載されたものと、Tテキストという前回授業の復習内容が掲載されたものが配布されます。

いずれのテキストもプリント1枚の表裏にそれぞれ4問、そしてそれが異なる難易度で6枚程度あります。

最後のほうになると、かなり頭を悩ませるような問題が登場することもあります。

最難関校を目指す場合は、最終的にはすべての問題を消化する必要がありますが、志望校のレベルによっては、基礎レベルの問題を優先し、後半の難しい問題は諦めることも一つの手でしょう。

しっかりと復習教材も充実していますので、基礎~中レベルの問題を繰り返し解き、確実に理解し、しっかりと定着させることに時間を使うことで、テストでも一定程度の点数を着実に取れるようになります。

グノーブルワークアウトの問題も解く

問題(演習量)が足りないと感じる場合は、グノーブルワークアウトにもしっかり取り組みましょう

グノーブルワークアウトには難易度が記載されており、難しい問題だけでなく、基本レベルの問題が充実しています。

苦手な単元においては、難しい問題を後回しにし、グノーブルワークアウトも利用して、基本の理解を完璧にすることを目指しましょう。

親が教材や勉強を徹底管理する

グノーブルの教材は、毎週の授業で配布され、小6になると曜日も増え、すさまじい量のテキストとプリントになります。

正直、小学生が自分自身で管理することは難しいでしょう。
また、約1か月ごとに決まった範囲のテストがあり、それに向けた勉強も必要です。

このように、物理的な管理や、勉強進捗の管理を保護者が徹底サポートすることで、やるべきことが整理され、成績が一定程度回復することもあります。

個別指導塾に通う

近年は、グノーブルやその他の集団塾に通いながら、個別指導塾にも週に1-3日通うご家庭がかなり多くいます。

個別指導塾では、グノーブルの教材で理解しきれなかった問題のサポートを行ったり、過去にグノーブルで習ったけれど忘れてしまったり、苦手なまま放置してしまった単元の徹底復習などを行うケースが大半です。

保護者に中学受験経験がない場合、中学受験の解き方とは異なる方法で教えてしまう可能性があり、そういった解き方を教えられるとお子さまはかなり混乱してしまいますので、サポートは専門の塾を利用したほうがよいでしょう。

また、特に小4以降、徐々に反抗期にはいり、保護者の言うことを聞きたがらないお子さまも多く、そういった面でも第3者からのアドバイスであれば素直に聞いてくれるというメリットもあるでしょう。

LEFYにはグノーブル通塾生のフォローノウハウがあります

LEFYは生徒一人ひとり完全オーダーメイドの学習計画と授業を行っておりますので、グノーブル通塾生の徹底サポート・フォロー授業が可能です。

「授業にキャッチアップし、クラスアップしたい」「もっと上位に行きたい」など、ご希望は様々ありますが、最優先にやるべきことはグノーブルの授業を完璧に理解し、定着させることです。

そのため、お子さまの負担が増えないよう配慮しながら、学習計画・授業の進め方を検討します。

現に、グノーブルをはじめ、大手集団塾に通塾しながら、サポートをして欲しいというご家庭に多くご利用いただいており、クラス・成績アップや、ワンランク上の志望校への合格を掴んでいます。

また、LEFYの講師は中学受験指導のプロ講師や、自身も中学受験を経験した講師が在籍しており、生徒が楽しく勉強に取り組むことができています。

LEFYの講師紹介はこちら

以下のようなお悩みやご要望をお気軽にお聞かせください。

・算数と理科の成績を伸ばしてクラスアップしたい

・追加教材は負担が重いので、教材を増やさず対応してほしい

・取り組む問題を絞りたいが、取捨選択の仕方がわからない

・難関校出身者の講師に教えてもらい、モチベーションをあげたい

LEFYのグノーブル生サポート事例

毎週のサポート・グノレブ対策

毎週のグノーブルの算数・理科の授業、家での宿題をこなす中で分からない箇所をLEFYに持っていき、担当講師が確認。

理解が不十分な箇所は担当講師が一から丁寧に、本人が納得いくまで説明し、もう一度演習を実施。

グノレブ直前授業では、これまでに勉強した範囲の中で不安な箇所をもう一度演習し、解説したり、担当講師が把握している生徒の苦手問題をもう一度解いてもらったりなど、直前の仕上げ授業を実施。

最難関校への合格をより確実にするフォロー

グノーブルの毎週の授業を十分習得できている場合、毎週のグノーブルの授業のサポートをベースにしつつ、追加教材を用いて難問にも挑戦。

最終的な志望校の傾向に合わせ、緻密な調べ作業系の問題、記述形式などを意識しながら授業を実施。

まとめ

グノーブルについていけないと感じたからと、転塾を検討されている方もいらっしゃいますが、まずはなんとかついていけるよう対策を取りましょう。

グノーブルの通塾生のレベルは高いため、グノーブル内の順位や偏差値を見て意気消沈することはあるかもしれませんが、中学受験生はグノーブル生以外にもたくさんいます。

最終的にはグノーブル生以外もライバルとして本番で勝負することになるため、最後までグノーブルにくらいつくことができれば、最終的にかなりいいレベルに到達することができる可能性が十分にあります。

もしお悩みのことがあればLEFYにご相談ください。

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