聖光学院は神奈川最難関の男子校です。
近年は、卒業生220~230名のうち、おおよそ3人に1人が東京大学に合格しており、難関国立大学、医学部にも合格者が多数います。
入試本番の実質倍率は3倍前後に落ち着きますが、受験直前まで聖光学院を志望校として掲げる方はその数倍いらっしゃるように感じます。
本記事では、聖光学院の入試傾向と対策をご紹介していきます。
この記事でわかること
- 聖光学院の入試結果(倍率・合格最低点・教科別の平均点)
- 合否にいちばん差がつく教科(合格者と受験者の平均点の差)
- 算数の過去問約20年分のデータで見る頻出単元と、第1回・第2回のちがい
- 国語・理科・社会の大問構成と出題形式(直近5回分を全問確認)
- 過去問は何年分を、どの順番で取り組むか
この記事を書いた人
山本航士
受験アドバイザー
聖光学院中高→慶應義塾大学経済学部→IT・コンサル会社→LEFYにて難関中学受験および中高一貫校生をサポート
【基本情報】日程・募集人数・入試結果
2027年度入試の日程は、第1回が2027年2月2日、第2回が2027年2月4日です。募集人数は、第1回が175名、第2回が50名です。
【試験科目】国語・算数は60分150点、理科・社会は40分100点
| 科目 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 60分 | 150点 |
| 算数 | 60分 | 150点 |
| 理科 | 40分 | 100点 |
| 社会 | 40分 | 100点 |
| 合計 | 200分 | 500点 |
※2027年度の募集要項による。
【入試結果】第1回は実質倍率3倍前後、第2回は4倍台から6倍台
実質倍率は、受験者数を合格者数で割った値です。第1回は2.84〜3.38倍、第2回は4.1〜6.24倍で、第2回のほうが倍率が高くなっています。
第1回(募集175名)
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 | 合格者平均点 | 受験者平均点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 640名 | 214名 | 2.99倍 | 312点 | 338.4点 | 286.5点 |
| 2025年度 | 717名 | 212名 | 3.38倍 | 332点 | 359.0点 | 303.7点 |
| 2024年度 | 665名 | 211名 | 3.15倍 | 360点 | 382.5点 | 336.5点 |
| 2023年度 | 711名 | 219名 | 3.25倍 | 325点 | 350.5点 | 299.5点 |
| 2022年度 | 620名 | 218名 | 2.84倍 | 330点 | 356.1点 | 308.4点 |
第2回(募集50名)
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 | 合格者平均点 | 受験者平均点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 585名 | 107名 | 5.47倍 | 328点 | 346.6点 | 286.7点 |
| 2025年度 | 674名 | 108名 | 6.24倍 | 334点 | 353.6点 | 287.3点 |
| 2024年度 | 635名 | 122名 | 5.2倍 | 349点 | 367.4点 | 310.3点 |
| 2023年度 | 587名 | 120名 | 4.89倍 | 322点 | 343.5点 | 289.3点 |
| 2022年度 | 496名 | 121名 | 4.1倍 | 326点 | 344.8点 | 294.0点 |
※2025・2026年度の人数と得点、2023・2024年度の人数は学校公表の資料によります。2022年度の人数と、2022〜2024年度の得点は塾・情報サイトの公表値です。500点満点。
合格最低点は、第1回が312〜360点、第2回が322〜349点です。500点満点の6割台から7割強にあたります。
【全体傾向】算数で、合格者と受験者の得点差がいちばん大きい
聖光学院の入試の全体傾向として、まずは、4科目バランスよく合格ラインに達している必要があることがあげられます。
各科目の配点と時間は、上の基本情報の表のとおりです。
算数だけ、国語だけ高得点だが、その他科目どれかがかなり足を引っ張ってしまうと不合格となってしまう可能性が高いように感じます。
一方で、直近2年度分の学校公表の得点で、合格者平均点から受験者平均点を引いた差を科目別に見てみましょう。算数の差は23.0〜31.1点で、どの回でも4科目でいちばん大きくなっています。国語は9.6〜16.5点、理科は8.8〜11.1点、社会は8.2〜9.1点です。
合格者平均点から受験者平均点を引いた差(点)
| 科目 | 配点 | 第1回 2026年度 | 第1回 2025年度 | 第2回 2026年度 | 第2回 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 150点 | 9.6点 | 13.0点 | 16.3点 | 16.5点 |
| 算数 | 150点 | 23.5点 | 23.0点 | 25.7点 | 31.1点 |
| 理科 | 100点 | 10.0点 | 11.1点 | 8.8点 | 9.8点 |
| 社会 | 100点 | 8.7点 | 8.2点 | 9.0点 | 9.1点 |
たとえば2026年度の第1回では、算数の合格者平均点は101.4点、受験者平均点は77.9点で、23.5点の差がつきました。合格と不合格は算数の得点が最も影響していると言えそうです。
ただし「4科目バランスよく」という言葉に惑わされ、全科目バランスよく勉強している方が散見されますが、実際には算数で大きな差がついていますので、算数の実力が不足しているのであれば、算数に注力すべきです。
多くの最難関校では同じく算数で大きく差がつきますので、同様の傾向ですが、「バランスよく」という言葉に惑わされ、算数の対策を怠らないようにしましょう。
以下のサイトに聖光学院が公式に過去3年分の入試解説資料を掲載しています。
聖光学院が考える入試のねらいや出題傾向と対策も記載されていますので、確認しておいたほうがよいでしょう。
また、以下の各科目の傾向と対策でも言及していますが、全体を通して、「素早く正確に文章を読む力」「素早く正確に考察・思考する力」「素早く正確に端的にアウトプットする力」が求められています。
いわゆる発想力の側面よりも、これらのような力が得点に結びつきますので、聖光学院を志望されている受験生は、早期から、普段からこれらを意識した勉強に取り組みましょう。
【算数】奇抜な問題は少なく、条件が長く作業が緻密
傾向
基本的には、一部の難関校に特有の奇抜な問題は出題されません。ただし、状況説明や条件設定が複雑で問題文が非常に長かったり、緻密で正確な作業を求められる問題が出題されます。
そのため、問題文を自分で図示して咀嚼・考察したり、細かな調べ作業を行ったりする必要があり、時間がかなりタイトに感じるはずです。
ここからは、LEFYが独自に集計した出題データをご紹介します。聖光学院の算数の過去問約20年分(第1回・第2回あわせて全533問、小問単位)を、LEFY独自の単元分類(10分野・72単元)で1問ずつタグ付けして集計しました。
聖光学院 算数の出題分野の内訳(全533問)
過去約20年分の第1回・第2回入試(小問単位) / LEFY調べ
※ 複合問題は主となる単元で集計。LEFY調べ(2026年10月)
平面図形と立体図形をあわせた「図形」だけで全体の約4割を占め、速さ・場合の数がそれに続きます。一方で、つるかめ算や和差算のような典型的な文章題(特殊算)はわずか2.8%しかありません。
頻出単元ランキング(全533問・小問単位)
過去約20年分の第1回・第2回入試(小問単位) / LEFY調べ(2026年10月)
| 順位 | 単元 | 出題数 |
|---|---|---|
| 1位 | 図形の移動(回転・転がり・通過範囲) | 31問 |
| 2位 | 立体の切断 | 30問 |
| 3位 | 図形上の点の移動 | 27問 |
| 3位 | 約束記号(操作のルールが定義される問題) | 27問 |
| 5位 | 場合の数の応用 | 26問 |
| 6位 | 逆算(□を求める計算) | 25問 |
| 7位 | 速さと比 | 23問 |
| 7位 | 推理・論理(条件整理・調べ上げ) | 23問 |
| 9位 | 合同・相似 | 22問 |
| 10位 | 旅人算 | 18問 |
上位には「図形を動かす・切る・図形の上で点を動かす」単元と、「その場でルールを理解して調べ上げる」単元(約束記号、場合の数の応用、推理・論理)が並びます。いずれも、丁寧な図示と緻密な作業を要求される単元であり、冒頭で述べた聖光学院の出題方針がデータからも裏付けられます。
直近約10年で増えた単元・減った単元(第1回・小問数)
直近11年分と、その前の11年分の比較 / LEFY調べ
| 単元 | 以前の11年 | 直近11年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 立体の切断 | 7問 | 19問 | ▲ 約2.7倍 |
| 場合の数の応用 | 3問 | 13問 | ▲ 約4.3倍 |
| 図形上の点の移動 | 9問 | 14問 | ▲ 増加 |
| 速さと比 | 13問 | 6問 | ▼ 半減 |
| 仕事算・のべ算 | 11問 | 6問 | ▼ 半減 |
| 合同・相似 | 12問 | 7問 | ▼ 減少 |
特に注目すべきは立体の切断の急増です。
直近の約10年では7問から19問へと約2.7倍に増え、ほぼ毎年、大問1つ分が立体の切断(またはその複合)に充てられています。聖光学院を志望するなら、立体の切断・図形の移動・点の移動は大問レベルの完成度まで仕上げておくべきと言えます。
【第1回と第2回】第2回は典型の単元が大問になりやすい
ここまでは第1回と第2回をあわせた数字でした。第1回と第2回を、それぞれ直近10回分で比べてみます。
算数の出題の比較:第1回 vs 第2回
直近10回分の各回(小問単位) / LEFY調べ(2026年10月)
| 項目 | 第1回(171問) | 第2回(167問) |
|---|---|---|
| 思考力(初見の設定) | 62.0% | 53.3% |
| 知識・技能 | 30.4% | 44.9% |
| 作業・書き出し | 35.1% | 32.3% |
| 出題の多い単元 | 立体の切断 19問 図形上の点の移動 14問 場合の数の応用 10問 | 図形の移動 15問 旅人算 10問 場合の数の応用 10問 水量の変化 10問 体積・表面積 9問 |
※ 形式は1問に複数つくことがあるため、合計は100%になりません。
第2回のほうが、知識・技能型の問題の割合が高くなっています(第1回30.4%、第2回44.9%)。単元を見ると、第2回は旅人算、水量の変化、体積・表面積のように、典型の単元がそのまま大問になる形が目立ちます。
第1回は、立体の切断と図形上の点の移動が中心です。第2回も受験する場合は、第1回の過去問だけでなく、第2回の過去問も解く意味があります。
対策
学校が公開している問題の出題傾向と対策に「言葉の表現が適切でなかったり、あまりに作図がいい加減だったりすると減点の対象としています」「ある程度分析できていて、解答に必要な正しい式や図がかけていれば部分点を与えています」と記載があります。
そのため、普段から、丁寧に作図、図示することをこころがけ、また、思考プロセスをできる限り丁寧に書く習慣をつける必要があります。
基本レベルを確実に習得することは大前提で、その上で応用問題に取り組めるようになる必要がありますが、まずは時間をかけて、しっかり納得できるまで応用問題に取り組みましょう。

入試本番ではタイトな時間の中でそれらを行う必要がありますので、徐々に時間制限を設けてスピードアップしていきましょう。
定型の解き方でスパッと答えを導くことができるような問題を繰り返すだけでは不十分です。
聖光学院の出題傾向を踏まえた問題を選び、取り組んでいきましょう。
【国語】物語の本文が論説の2倍近く長い
傾向
LEFYでは、直近5回分の第1回の国語を全問読んで、構成と出典を確かめました。
大問は4題で、毎年同じ構成です。大問1は漢字の書き取り5問、大問2は語句(ことば遊びなど)5問、大問3は物語、大問4は論説です(2025年度の大問4だけは随筆)。試験時間は60分です。
長文は、他の中学と比較しても文章量(文字数)がかなり多く、大問3,大問4を合わせて約1万字程度を読み、回答しなければなりません。
問題用紙のページ数で本文の長さを比べると、物語は7.5〜9ページ、論説は3.5〜6ページです。物語のほうが2倍近く長いことになります。
出典は、物語が村木美涼さん、坂井希久子さん、冬森灯さん、森沢明夫さん、河邊徹さんといった最近の小説です。論説は、小松和彦さん、古田徹也さん、戸谷洋志さん、村上隆さんの哲学・文化に関する新書から出ています。2025年度の随筆は永井佳子さんの文章です。
文章の内容も簡単ではないため、実力が試されます。
問題形式としては、選択肢問題が多く、小問の約4割を占めます。選択肢の文章も長く、大人でも迷ってしまうようなものがあります。
記述問題は毎年5〜7問出題され、指定字数の合計は220〜360字です(2026年度が最多の360字)。1問の上限は最大でも80字で、極端に長いものはありません。
ただし、受験者のレベルがかなり高いため、コンパクトで正確な記述を短い時間の中で書く必要があります。
対策
まず、漢字、語句の問題の対策は塾で配布される問題集や市販の参考書等でしっかり対策しておきましょう。
長文に関しては、長い文章を短い時間の中で読み、問題に答えることに慣れる必要があります。
早めから文章量の多い問題集や、過去問などを使って長い長文問題に慣れておくようにしましょう。とくに物語は論説の2倍近くあるため、時間内に読み切る練習が欠かせません。
記述は毎年5〜7問、1問80字までです。80字以内で要点をまとめる練習を、普段から重ねておきましょう。
また、学校から公式発表されている入試解説には「言葉の豊かさ」を重視し「普段何気なく触れている言葉について、やり過ごすことなく、貪欲に言葉を吸収して欲しい」と記載があります。
いわゆる勉強で培う国語力に加えて、プライベートの時間においても、言葉に敏感になり、語彙力を増やし、言葉のニュアンスや柔軟な使い方などを学んでいく必要があります。

【理科】大問は毎年、生物→地学→化学→物理の順
傾向
大問は4題で、直近5回分はすべて生物→地学→化学→物理の順でした。試験時間は40分です。
シンプルに知識を問うような問題もありますが、特定のテーマを題材にした実験や観察をベースにした問題が多く出題されています。
知識を問うような問題に関しては、標準的なレベルのものから、少し細かな知識を問うようなレベルのものまで出題されます。
実験、観察をベースにした問題については、その実験の説明や、観察をしている登場人物の会話など、問題文が長い傾向にあります。
小問は年に28〜37問です。形式は選択が53%、計算が21%、語句が16%、記述が6%で、記述は年に1〜3問、字数指定のない短い1文です。
選択肢問題においては、6~10の選択肢があることもあり、また、全体を通して40分で解くには少し時間がタイトですので、多くの選択肢が与えられても正確な知識をもって素早く判断していく必要もあります。
分野の観点では、物理は直近5回のうち4回が力学でした(滑車・てこ、振り子、てこ・浮力、浮力・密度)。2026年度は電流でした。
地学と化学は、初見の題材を読んで考える形が多くなっています。たとえば、不定時法、地殻変動と人工衛星の測位、津波の速さ、ガスボンベの燃焼などが出題されました。
対策
大前提、基本的な知識は十分に習熟しておきましょう。
その上で、その知識の背景、理由、そこから派生する話などをインプットしておくことが大切です。
また、問題文が長く、選択肢も多いことから、文章を正確に素早く読む力、正確に素早く判断する力が求められます。
聖光学院が公式に出している解説資料にも「試験問題を解くときも、文章を正確に読み書きできるかどうかが大きなポイントです。入試問題の採点をしていると、問題文がきちんと読めていない答案や、言いたいことはわかるけれど日本語が不自然で意味が通らないという残念な答案を、いくつも目にします。」と記載があります。
この傾向は理科だけに限らず、聖光学院の入試問題全般に共通する傾向ですので、しっかりと普段から対策しておく必要があります。

また、力学はとびぬけて難しい問題が出題されるわけではありませんが、頻出分野ですので、入試レベルの問題でしっかり対策しておきましょう。
【社会】公民・時事の大問が多く、毎年時事が出る
傾向
大問は4題で、試験時間は40分、小問は24〜34問です。形式は選択が53%、語句が18%、正誤や組合せが13%、記述が11%で、記号選択問題や用語問題が大半となっています。記述は年に2〜4問、60字までです。
社会の特徴も他の科目同様、問題文が非常に長い点があげられます。
40分という短い時間の中で文章を読み、的確に問いに答えていく必要があります。
分野では、公民・時事の比重が高いことが特徴です。直近5回分の大問20題のうち、公民が7題、公民などを組み合わせた融合が3題でした。5回とも、時事を扱う大問があります。たとえば、SDGs、核軍縮、物流の2024年問題、グローバルサウス、子どもの権利などです。
歴史は、ひとつのテーマで時代を通す形です。飛び道具、人の名前、詩歌、大河ドラマ、外国から見た日本といったテーマが出ました。年号の暗記よりも、テーマに沿って時代を並べる力が問われます。
地理は資料が多く、2023年度の里山の大問には資料が18点ありました。また、聖光学院の地元、神奈川県、横浜市、山下公園などに関連した問題も出題されることがあります。みなとみらいの再開発や三浦半島も出ています。
ただし、2023年度は問題文(リード文)がなくなりました。
聖光学院の公式解説には「意図としてはリード文の省略によって、受験生が(重厚な)地理・歴史・教養出題にしっかり時間をかけてもらえるようにすることと、リード文の範囲に拘らず幅広い範囲から出題をすることです。」と記載があります。
一方で、受験生があまり問題としては触れたことがないようなテーマで、考察・思考することが求められる問題が非常に多く出題されました。
リード文は短くなったものの、40分で素早く正確に考察・思考する必要があり、いずれにせよ時間が足りないように感じるはずです。
対策
理科と同様、大前提、知識を十分に習熟しておきましょう。
その上で、速度と精度を高める必要があります。
スピーディーに正確に問題に正答する練習を普段から積んでおきましょう。
また、考察・思考系の問題も短い時間の中で解いていかなければなりませんので、普段から、考察・思考を要する問題にも積極的に取り組むと良いでしょう。
字数は多くないものの、記述問題も出題されますので、コンパクトに、端的に答える練習も必要です。
公民・時事の比重が高いため、ニュースで出た話題を、教科書の用語とつなげて確かめる習慣をつけておきましょう。

【過去問】10年分を目安に取り組もう
学力レベルが十分で、余裕をもって聖光学院の合格を狙うことができる受験生は3-5年分でも大丈夫ですが、そういった受験生はかなり少ないと思います。
多くの受験生はおおよそ10年分を目安に取り組んでおくとよいでしょう。
ただし、声の教育社、東京学参から出版されている過去問には、例年、4年分の過去問しか掲載されてません。

そのため、10年分の過去問を手に入れるには、メルカリ等のフリマアプリで古い年度の過去問集を探すのがおすすめです。
ただし、市販の過去問は解説がコンパクトで、受験生が一人で理解するにはハードルがかなり高いという点には注意しましょう。
過去問に取り組む時期、取り組み方などについては以下の記事でご紹介しています。
【中学受験】過去問はいつから?何年分?取り組むコツや注意点も紹介!|LEFY|個別指導塾レフィー【横浜校】|中学・高校・大学受験
【注意点】聖光学院の過去問に取り組むとき
【順番】古いものから順に取り組む
例外を除き、基本的には古いものから順に取り組んでいきましょう。
最新の傾向を肌感でつかんだ状態で入試本番に臨めるようにするため、直近3か年分は1月ごろがおすすめです。

【意識】しっかり考え抜く
過去問に取り組む際「しっかり考え抜く」ことを意識しましょう。
聖光学院だけに限らず難関校全般に言えることですが、入試では、知識の有無や基本的な考え方の定着状況はあまり見ておらず(できて当然として)、各学校が重視する能力を判断されます。
例えば聖光学院では、文章を素早く正確に読む力、素早く正確に思考・判断する力などが求められ、その出来が点数に反映され、合否が決まります。
そのため、過去問に取り組む際は「どのように考え、どのように表現すべきだったのか」「どれくらいの時間で、どれほど思考し、解答することが求められているのか」というような感覚をつかんでいくことが最も大切です。
必ず解きなおしを行い、改善点を見出し、翌年分の過去問に取り組む際に意識するようにしましょう。
受験生がそれらを言語化することは難しいため、保護者が言語化してあげたり、塾の先生に結果のフィードバックをもらうと良いかもしれません。

【LEFY】聖光学院の過去問対策
様々傾向や対策を書いてきましたが、一朝一夕で身につくような対策は存在しません。
できるだけ早期から、様々なことに興味をもち、自分で文章を読み、自分で考え、自分なりの考えを表現するような習慣を持てるとアドバンテージ得られるでしょう。
意識しないことには、すでに必要な能力が十分あるのか、それとも不十分であるのかの判断もできませんので、しっかりと求められている力を把握したうえで、残りの受験勉強を頑張りましょう。
LEFYでは、お子さまの学力レベルに応じて授業内容を設定しています。
聖光学院だけに限らず、難関校においては、基本レベルの内容が定着していることは当たり前ですので、まずはこの点を判断し、その上で、応用的な力の養成も行います。
また、過去問10年以上分のうち、解説がない問題もわかりやすく解説を行っています。
まとめ
- 合格最低点は500点満点の6割台から7割強。第1回の実質倍率は3倍前後、第2回は4〜6倍台
- 合格者と受験者の平均点の差は算数がいちばん大きく、20点以上の年が多い
- 算数は図形(平面・立体)が約4割。立体の切断・図形の移動・点の移動を大問レベルまで仕上げる
- 第2回は知識・技能型の割合が高く、典型の単元が大問になりやすい。第2回も受けるなら第2回の過去問も解く
- 国語は物語の本文が論説の2倍近く長い。記述は毎年5〜7問、1問80字まで
- 理科は毎年 生物→地学→化学→物理 の順。物理は力学が中心
- 社会は公民・時事の大問が多く、歴史はテーマで時代を通す形
- 過去問は10年分を目安に、古い年度から取り組む
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