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【中学受験】私服OKな中学16校!制服なしは大変?メリットは?

ほとんどの中学には制服がありますが、一部の学校には制服がなく、生徒が私服で通学しています。

そういった学校は「生徒の自主性を重んじた自由な校風」であることが多く、そういった学校に行きたいお子さん、ご家庭も多いです。

今回は私服での通学がOKな中学校をご紹介します!

ただし、私服はOKでもその中でも△△はダメというルールがあったり、実はみんな着ないけど一応制服があったりということもありますので、詳しい情報は各学校を調べてみてくださいね。

私服OKな首都圏の中学16校一覧!

首都圏の私服通学がOKな学校を16校まとめてみました。

学校名住所共学・別学偏差値
1麻布中学校東京都港区元麻布2丁目3-29男子校66
2公文国際学園中等部神奈川県横浜市戸塚区小雀町777共学校52-54
3慶應義塾中等部東京都港区三田2丁目17-10共学校65-70
4恵泉女学園中学校東京都世田谷区船橋5丁目8-1女子校51-56
5国立音楽大学附属中学校東京都国立市西2丁目12-19共学校40(首都圏模試偏差値)
6静岡大学教育学部附属静岡中学校静岡県静岡市葵区駿府町1-86共学校46
7自由の森学園中学校埼玉県飯能市小岩井613共学校37(首都圏模試偏差値)
8女子学院中学校東京都千代田区一番町22-10女子校69
9千葉大学教育学部附属中学校千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33共学校51-53
10筑波大学附属駒場中学校東京都世田谷区池尻4丁目7-1男子校73
11東京学芸大学附属小金井中学校東京都小金井市貫井北町4丁目1-1共学校49-51
12東京学芸大学附属国際中等教育学校東京都練馬区東大泉5丁目22-1共学校55-57
13武蔵中学校東京都練馬区豊玉上1丁目26-1男子校65
14明星学園中学校東京都三鷹市井の頭5丁目7-7共学校33
15立教女学院中学校東京都杉並区久我山4丁目29-60女子校57-59
16和光中学校東京都町田市真光寺町1291共学校32
※偏差値は四谷大塚Aライン80偏差値より
https://www.yotsuyaotsuka.com/njc/deviation_top.php
※ただし、一部学校は首都圏模試偏差値
https://www.syutoken-mosi.co.jp/db/hensachi/

首都圏外の私服OKな学校も一部ご紹介!

学校名住所共学・別学偏差値
1灘中学校兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5-1男子校72
2東大寺学園中学校奈良県奈良市山陵町1375男子校67-69
3神戸女学院中学部兵庫県西宮市岡田山4-1女子校63
4奈良女子大学附属中等教育学校奈良県奈良市東紀寺町1丁目60-1共学校55-58
5同志社香里中学校・高等学校大阪府寝屋川市三井南町15-1共学校51-58
6同志社中学校京都府京都市左京区岩倉大鷺町89共学校52
※偏差値は四谷大塚Aライン80偏差値より
https://www.yotsuyaotsuka.com/njc/deviation_top.php
※ただし、一部学校は首都圏模試偏差値
https://www.syutoken-mosi.co.jp/db/hensachi/

私服OKな学校は自由な校風

麻布学園には、校則がほとんどないようです。

校内での麻雀、授業中の出前、校内を鉄下駄で歩くことがルールとして禁止されているようですが、これは生徒が考えたとのことです。

かなり自由な校風が伺えますね。

なお、普段は私服通学ですが、以前制服であった詰め襟・黒ボタンの学生服を「標準服」としており、入学式と墓参の時に着用するみたいです。

■参考
茶髪も私服もOK、校則のない「麻布学園」校長が語る …
学校生活 | 麻布学園 麻布中学校 麻布高等学校

女子学院、慶應中等部のホームページにも、生徒自身の自主性や判断を尊重する校風である旨が記載されています。
■参考
女子学院の教育 | 女子学院 中学校・高等学校 公式サイト
学校生活

私服OKな学校には、特徴的な校風の学校が多いため、他にどのような特徴があるのか調べておきましょう。

制服なし!私服通学のメリット

オシャレをしたり個性を発揮できる

おしゃな服を着たりと、見た目に気を使いたくなるお子さんも多い年頃ですから、平日もそれを楽しめるのは大きなメリットです。

制服は基本的には気崩したりするこはNGですので、みんなと同じような服装ではなく、個性を出したいと考えるお子さんには魅力的に映るかもしれません。

気温や気候に最適な服装をできる

制服は気温調節がしづらく、革靴は滑ったりしてしまいがちです。

しかし、私服OKであれば、暑い日には薄着をして、寒い日にはダウンジャケットをきたりと、気温や気候に合わせて最適な服を着ることができます。

また、雨の日には革靴ではなく、防水加工がされた靴や滑らないような靴を履くことができます。

制服よりも頻繁に洗濯しやすい

制服は、ものによるとは思いますが、自宅で気軽に洗濯しづらいでしょう。

また制服は高いため、たくさん所持することは難しい上に、丁寧に洗ったり、クリーニングに出す必要があり、この点は面倒です。

私服であれば気軽に自宅で洗濯できるので、この点は私服OKの大きなメリットですね。

制服代がかからない

制服は高価格です。

夏用、冬用、そして各季節ごとに複数買う場合はかなりの値段になってしまいます。

また、中学1年生から大きく背が伸びるお子さんも多いでしょうから、すぐにサイズが合わなくなってしまうこともあります。

学校内で先輩のものを購入できるフリーマーケット的なイベントが開催されていることもありますので、そういったものを活用すると節約できますね。

制服なし!私服通学のデメリット

制服代はかからないけど、私服がたくさん必要になる…

制服通学の場合と比べれば、週5日分の私服が必要になりますので、結局お金がかかってしまう場合もあるでしょう。

毎日何を着るか考えないといけない

制服であれば服に悩むこともありませんが、私服だとなにを着るか悩んでしまい、朝の準備に時間がかかってしまうこともあります。

中学生でまだ自分で服を選ぶほどこだわりもない時期であれば、保護者の方が選ぶ必要もあるかもしれません。

私服で友達からからかわれるようなことがあるかも

私服を友達にからかわれるようなことも起きてしまう可能性もあります。

大人からすれば些細なことでも、中高生は気にしてしまったりするものですので、こういった点も意識して服を選ぶ必要もあるかもしれません。

街中では制服のほうがすぐに中高生と判断されやすく安心

制服は一目で登下校中の中高生だと判断できますが、私服だと周囲に溶け込んでしまいます。

そのため、もしもなにか事件のようなものに巻き込まれそうになったとき、制服のほうが周囲の人からの目に留まり、気にかけてくれやすいかもしれません。

特に、私立の中高一貫校に通塾する場合、電車通学であることが多いでしょうから、こういった面では制服のほうが安心できるでしょう。

経済格差の表面化

私立の中高一貫校は、公立中高に比べてかなり高い学費となりますから、中にはお金持ちのご家庭も多くいらっしゃいます。

それがお子さんの服装に反映され、本人たち自身も気づく可能性は十分あります。

これが必ずしも問題になるとは限りませんが、私服でからかわれるような事態に発展する可能性も考えられるでしょう。

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