「サピックスで下位クラスから上がれない…」
「最上位クラスからどんどんクラスが落ちてしまった」
「サピックスの授業と宿題が難しくて理解しきれない…」
サピックスに通塾されているご家庭の中には、このようなお悩みがあると聞きます。
しかし、サピックスの難関校への合格実績は、複数ある中学受験塾の中でも群を抜いて素晴らしく、中学受験で最難関校を目指すのであれば、まずはサピックスを検討すべきで、たとえ大変な思いをしてもなんとかくらいつくことを目指す方がよいでしょう。
現に難関校に入学すると、サピックスの卒業生が大半を占めています。
本記事では、なんとか最後までサピックスの授業にくらいついていくための対処法をお伝えしています。
以下の記事はグノーブルにお通いの方に向けた記事です。
【中学受験】グノーブルの授業についていけない!親はどうフォローすべき?
サピックスの現通塾生、これから通塾をご検討されている方もぜひ参考にしてみてください。
SAPIXの合格実績
まずはサピックスの合格実績を見てみましょう。
以下からSAPIXの合格実績を確認することができます。
https://www.sapientica.com/success/
一目瞭然、首都圏の最難関校に軒並み数多くの合格実績があります。
そして、各学校の合格者数や入学数と、サピックスの合格実績を照らし合わせると、難関校の合格者の大半がサピックスの通塾生であることが分かります。
SAPIXの特徴
合格実績だけでも十分な特徴ですが、その合格実績を支える2つの特徴をピックアップしてご紹介します。
テキストは授業当日に配布
サピックスでは、授業で使用するテキストは、授業当日に配布されます。
そのため、基本的に予習はなく、復習を徹底する方針となっています。
また、授業で使用するテキストと別に、家庭学習用のテキストも配布されます。
家庭学習用のテキストは、授業でも使用するテキストとかなり類似した問題が掲載されており、復習環境が万全に整っています。
成績別クラス分けシステム
サピックスは成績に応じてクラスが編成されています。
まず、サピックスに新しく入室する際に入室テストを受け、クラスが指定されます。
その後も約1か月に1回のペースでテストがあり、その結果に応じてクラスが変わります。
校舎によってクラスの種類は異なりますが、クラスは上位クラスからα1、α2、α3・・・となっており、α以降は下位クラスからA、B、C・・・となっています。
なぜSAPIXについていけないと感じるのか?
そもそも、なぜサピックスについていけない、大変だと感じる方が多いのでしょうか。
成績別クラスがかなりたくさん存在するから
実は他の中学受験塾にも成績別クラス制度が存在する塾は多くあります。
しかし、サピックスは大規模校舎では1校舎に生徒が多くクラスが複数存在し、また難関校を目指すご家庭も多いため、どのクラスに所属しているのかということをかなり気にされる方が多いのだと感じます。
「サピックスが大変でついていけない…」と感じていらっしゃる場合でも、中学受験そのものが大変ですから、仮に他の塾に通っていたとしても大変な思いをしている可能性は十分にあります。
テキストの問題が難しいから
サピックスの教材には、難しい問題だけでなく、基本レベルの問題から掲載されていますので、徐々にレベルの高い問題に取り組めるよう構成されています。
ただし、最難関校に合格できる力をつけられるように作られていますので、例え難しい問題であっても、入試頻出問題や、重要な捉え方・観点を身に着けられる問題が網羅的に掲載されており、他の中学受験用教材と比べると、難しい問題の数が多いように感じます。
難関校を目指す教材としては素晴らしい一方で、そういった問題をしっかり理解し、吸収するためには、それに対応できる学力が必要です。そのため、そのレベルに至っていない場合は、かなり大変な思いをされることもあります。
難関校を目指す生徒がサピックスに集中しているから
先ほどの合格実績からもわかるとおり、難関校を目指す受験生はサピックスにかなり集中しています。
そのため、サピックスの塾内模試・テストを受けると、かなりレベルが高く、とてもついていけていない…と感じるかもしれません。
特にサピックス内での順位や偏差値はかなりシビアな戦いになりますので、一喜一憂されるご家庭も多いでしょう。
サピックスについていけない時の対処法【算数】
「サピックスについていけない」大変と感じた時の対処法をご紹介していきます。
ここでは、特にお悩みの多い算数に絞って対処法をご紹介します。
テキスト後半の難しい問題は諦める
サピックスのテキストは、進めるにつれて問題が難しくなっていきます。
テキスト後半になると、かなり頭を悩ませるような問題が登場することもあります。
最難関校を目指す場合は、最終的にはすべての問題を消化する必要がありますが、志望校のレベルによっては、基礎レベルの問題を優先し、後半の難しい問題は諦めることも一つの手でしょう。
しっかりと復習教材も充実していますので、基礎~中レベルの問題を繰り返し解き、確実に理解し、しっかりと定着させることに時間を使うことで、テストでも一定程度の点数を着実に取れるようになります。
親が教材や勉強を徹底管理する
サピックスの教材は、毎週の授業で配布され、小6になると曜日も増え、すさまじい量のテキストとプリントになります。
正直、多くの小学生にとっては自分自身で管理することは難しいでしょう。
また、約1か月ごとに決まった範囲のテストがあり、それに向けた勉強も必要です。
このように、プリントの管理や、勉強進捗の管理を保護者が徹底サポートすることで、やるべきことが整理され、成績が一定程度回復することもあります。
無理に短期的に上位クラスを目指そうとしない
無理に短期的に上位クラスを目指すと、基礎レベルの問題が定着しきっていないのに難しい問題を周回したりと、頭の中がごちゃごちゃになってしまう可能性があります。
また、直近のテストの結果、適性なレベルのクラスにいるわけですから、授業中の先生の説明の仕方や扱う問題も、クラスのレベルに適正な形に調整されているはずです。
まずは、現在のクラスの授業にしっかり向き合い、そのレベルができるようになったら、徐々に少しずつレベルアップを狙っていくことが大切です。
個別指導塾に通う
近年は、サピックスやその他の集団塾に通いながら、個別指導塾にも週に1-3日通うご家庭がかなり多くいらっしゃいます。
個別指導塾では、サピックスの教材で理解しきれなかった問題のサポートを行ったり、過去にサピックスで習ったけれど忘れてしまったり、苦手なまま放置してしまった単元の徹底復習などを行うケースが大半です。
保護者に中学受験経験がない場合、中学受験の指導方法とは異なる教え方をしてしまう恐れがあり、サピックスで習った方法とは異なる解き方を教えられると、お子さまはかなり混乱してしまいますので、サポートは専門の塾を利用したほうがよいでしょう。
特に算数は「数学を使わずにどう解けばいいのだろう…」と悩むような問題が多数ありますので、注意してください。
また、特に小4以降、徐々に反抗期にはいり、保護者の言うことを聞きたがらないお子さまも多く見受けられ、そういった面でも第3者からのアドバイスであれば素直に聞いてくれるというメリットもあるでしょう。
LEFYにはサピックス通塾生のフォローノウハウがあります
LEFYは生徒一人ひとり完全オーダーメイドの学習計画と授業を行っておりますので、サピックス通塾生の徹底サポート・フォロー授業が可能です。
「授業にキャッチアップし、クラスアップしたい」「αクラスの中でも、もっと上位に行きたい」など、ご希望は様々ありますが、最優先にやるべきことはサピックスの授業を完璧に理解し、定着させることです。
そのため、お子さまの負担が増えないよう配慮しながら、学習計画・授業の進め方を検討します。
現に、サピックスをはじめ、大手集団塾に通塾しながら、サポートをして欲しいというご家庭に多くご利用いただいており、クラス・成績アップや、ワンランク上の志望校への合格を掴んでいます。
また、LEFYの講師は中学受験指導のプロ講師や、自身も難関中学受験を経験した講師が多数在籍しており、生徒が楽しく前向きに勉強に取り組むことができています。
以下のようなお悩みやご要望をお気軽にお聞かせください。
・算数と理科の成績を伸ばしてクラスアップしたい
・追加教材は負担が重いので、教材を増やさず対応してほしい
・取り組む問題を絞りたいが、取捨選択の仕方がわからない
・難関校出身者の講師に教えてもらい、モチベーションをあげたい
LEFYのサピックス生フォロー事例
マンスリー・組み分けテスト対策
毎週のサピックスの算数の授業や、家で宿題をこなす中で分からない問題をLEFYに持っていき、担当講師が状況を確認。
理解が不十分な箇所は担当講師が一から丁寧に、生徒が納得いくまで説明し、もう一度演習を実施。
マンスリー・組み分けテスト直前授業では、これまでに勉強した範囲の中で不安な箇所をもう一度に取り組んでいただき、解説したり、担当講師が把握している生徒の苦手問題をもう一度解いてもらったりなど、直前の仕上げ授業を実施。
これまでは大問2番で何問も落としてしまっていたところ、大問2番の正答率があがり、偏差値UP、クラスUP。
受験直前期に算理の苦手分野を補強
小6の秋ごろにLEFYに入塾し、算数と理科を受講。これまでにサピックスで受けたマンスリー・組み分けテスト、サピックスオープンなどの資料をLEFY担当者が確認し、苦手単元や、解き方のよくないクセなどを把握。
苦手単元をもとに教材選定・学習カリキュラム作成を行い、授業中の指摘で解き方を矯正。
その結果、3カ月で算数と理科の成績が急激に伸び、最終的に神奈川最難関のフェリス女学院に合格。
まとめ
サピックスについていけないと感じたからと、転塾を検討されている方もいらっしゃいますが、まずはなんとかついていけるよう対策を取りましょう。
サピックスの通塾生のレベルは高いため、サピックス内の順位や偏差値を見て意気消沈することはあるかもしれませんが、中学受験生はサピックス生以外にもたくさんいます。
最終的にはサピックス生以外もライバルとして本番で勝負することになるため、最後までサピックスにくらいつくことができれば、最終的にかなりいいレベルに到達することができる可能性が十分にあります。
もしお悩みのことがあればLEFYにご相談ください。
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