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大学受験のおすすめ古文参考書!レベル・志望校別に徹底紹介!

大学受験で古文を苦手に感じる受験生は少なくありません。
特に高校2、3年生から大学受験勉強に本腰を入れる受験生の多くは、それまで古文にあまり力をいれてきておらず、古文の文法、単語をかなり忘れているため、感覚でなんとなく問題を解いている方も多いのではないでしょうか。

本記事では古文を効率的に攻略するためのおすすめ参考書を「古文単語」「古典文法」「古文常識」「古文読解」といったカテゴリー別に詳しく紹介し、さらに大学レベルごとの学習ルートも解説します。

コンパクトな時間で必要な知識を着実に身につけ、得点源へと変えていくきっかけにしていただければ幸いです。

Contents

古文の勉強のコツ

暗記を効率化する工夫

古文の勉強に必要なのは暗記です。
英語も初めて勉強したころは、暗記がかなり必要だったはずです。

チェックシートやアプリを絶対に活用しましょう。
古文単語の意味を隠して意味を答える、または逆に意味を隠して単語の形を答えるなど、複数の方向から定着を図ると効果的です。

さらに、声に出して読む方法もおすすめです。音読することで、より深く記憶に残りやすくなるといわれています。英単語学習でも同様のテクニックが用いられますが、古文でも助動詞の活用形や敬語表現を声に出すと、耳からの刺激も加わって覚えやすくなります。

覚えた知識を定期的にアウトプットする習慣をつけることも大切です。文法ドリルや短い例文を通じて、学習した助動詞や単語がどのように使われるかを確認しましょう。暗記内容を使うタイミングを増やせば増やすほど、知識はより定着します。

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読解での主語補足と視点の転換

古文では主語が頻繁に省略されるため、誰がどのセリフや行動を起こしているのかを正確に把握する必要があります。
そのためには、助動詞や敬語表現から推測するテクニックを身につけるとよいです。たとえば、尊敬語が使われていれば主体は身分の高い相手に対して話している可能性が高い、逆に謙譲語ならば話し手が相手を高めているなど、内容を補強する手がかりになります。

もうひとつ重要なのが、視点の転換です。古文には「話し手の視点が突然変わる」「登場人物が心中を思い巡らせる」などの場面があります。
そうした場面では、視点の切り替えに気づかないと内容を誤読してしまいがちです。文脈や助詞、会話の構造を見ながら「今は誰の気持ちが描写されているか」「どの人物が語り手として話しているか」を意識すると、誤解が少なくなります。

主語補足と視点転換は読解力全般にかかわる重要な要素です。まずは短文で慣れたあと、長文でも適宜意識していくようにするとスムーズに身につきます。文章を読み終えたら、登場人物の相関を図に書いて整理するのもよい手段です。

実践演習と復習のバランス

問題集を解くだけでなく、必ず復習の時間を確保することが古文学習全般の効率を高めるコツです。演習問題を解いて終わるのではなく、解説を読み込んだうえで「どの単語や文法がわからなかったのか」「どの古文常識が不足していたのか」を把握し、次に活かしましょう。

たとえば、間違えた問題については本文を品詞分解したり、選択肢の根拠を一つずつ検証したりして、理解不十分だった部分を明らかにしましょう。必要に応じて単語帳や文法書に戻っておさらいをします。こうしたサイクルを繰り返すことで、類似問題に遭遇したときの正答率が大きく向上します。

実践演習に比重を置きすぎると、基本知識の修正が追いつかないまま大量の問題を解いてしまいがちです。逆に、知識の暗記だけを続けても実戦力が身につかず、出題形式に慣れないまま本番を迎えるリスクがあります。暗記と演習を交互に行うことが重要です。

古文単語

古文の得点力を上げるうえで、まず取り組むべきなのは単語です。
単語力がないまま読解に取り組んでも、文章の内容を理解することは難しいでしょう。多くの受験生は300~500語を目安に学習しているので、最終的にはその範囲を確実に押さえておくことが理想的です。

単語を覚える際は、その単語の複数の意味や、関連語などもセットで覚えると効率的に暗記できます。

マドンナ古文単語230

マドンナ古文単語230は、幅広い層に支持されている単語帳です。
1語あたりの解説が丁寧で、イラストや目に留まりやすいレイアウトが特徴になっています。語源や覚え方のコツも盛り込まれているので、ただ機械的に訳語を覚えるのではなく、意味のニュアンスごと頭に入れやすいです。

この単語帳では、関連語や派生表現などもきちんと押さえられるようになっており、わかりやすいイラストのおかげで単語が身近に感じられます。

速読古文単語

速読古文単語は、イラストや短い例文を用いてテンポよく単語を覚えることができるタイプの単語帳です。短い例文がたくさん載せられているので、どんな文脈で単語が使われるかを理解しやすいです。

また、古文常識に触れるためのコラムやイラストなどが用意されており、文章全体を読む練習にも役立ちます。速読古文単語を仕上げることで、基礎~標準レベルの大学に必要な語彙はだいたいカバーできます。

新・ゴロゴ古文単語

新・ゴロゴ古文単語は、その名の通り、語呂合わせで覚えることができる単語帳です。
暗記が苦手でなかなか頭に残らないという人や、面白さを感じながら覚えたい人には相性のいい一冊です。

この単語帳には、難関大で出題される単語を含めて600語前後が収録されています。単語そのものの解説だけでなく、関連語や使用頻度の高い表現なども網羅的に扱われているので、単語学習を深めたい人にも適しています。短期間で一気に語彙を増やしたい人にぴったりです。

また、アプリもあるので、単語帳を開けないような隙間時間も勉強することができます。

古文単語ゴロゴプレミアム

古文単語ゴロゴプレミアムは、「ゴロゴ古文単語」シリーズのなかでもイラストや解説がさらに強化されたバージョンです。紙面のレイアウトがより見やすくなり、例文の量も増えています。

通常版のゴロゴと同様、インパクトのある語呂がたくさん取り入れられています。記憶に残りやすいフレーズで覚えられるため、勉強に苦手意識を抱きやすい古文単語も意外とすんなり頭に入ると評判です。

掲載語数が多いため、難関大向けの語彙までカバーでき、アプリも使用できる点がメリットです。

読んで見て聞いて覚える重要古文単語315

読んで見て覚える重要古文単語は、単語の背景や語源の説明が豊富な単語帳です。
1語ずつ、豆知識や古典常識が記載されているので、単語学習の段階で古文の世界観を理解しやすくなります。イラストもあり、退屈せずに読み進めることができます。

見開き事にQRコードが掲載されており、そこから「例文音読動画」と「入試問題」を見ることができます。
その単語の例文が音読される動画を見ることで、古文のリズムが身につきます。
また、実際に入試で取り上げられた問題を見ることができるので、このように実際に問題にでてくるのかと、実感がわきやすいでしょう。

古文単語FORMULA600

古文単語FORMULA600は、名前の通り600語を収録しており、難関大レベルにも対応しています。
英単語帳のようにシンプルなレイアウトで、テンポよく繰り返し学習できる仕組みになっています。

難関大に合格したい人や、国公立二次で古文を得点源にしたい人は、本書を使えば十分カバーできます。
単語量は十分な一方で、イラストがなく、関連情報も非常に少ないため、ひととおり古文単語を暗記したい方におすすめです。ただし、古文常識等は別途しっかり勉強する必要があります。

わかる・読める・解ける Key&Point 古文単語330

わかる・読める・解ける Key&Point 古文単語330は、一語一語について「Key(成り立ちやコアになるイメージ)」と「Point(補足情報)」を提示してくれるのが大きな特徴です。単語が持つ複数の意味やニュアンスを、最初に核となるイメージとして捉え、それを基に理解を広げられるように作られています。

Pointの部分には、その単語にまつわる文法知識や古文常識、注意すべき活用形などが簡潔にまとまっています。単語学習を通じて文法・常識面も再確認できるため、読解演習に進んだときに「なぜこの助動詞の活用形が使われるのか」などをイメージしやすくなります。全体として非常に使いやすいレイアウトといえます。

330語がメインですが、関連する表現を含めると実質的には標準レベル以上にも対応可能です。難関大でさらに上を目指すならば、過去問演習で出会った単語を随時追加していくと良いでしょう。

古典文法

古文の学習において、単語と並んで重要なのが古典文法です。動詞や助動詞、敬語表現など、覚えるルールが数多く存在しますが、これらを後回しにすると文章の意味がつかめず苦労することが多いです。最初は文法なんて地味で退屈だと感じるかもしれませんが、ここをしっかり固めることが古文読解を飛躍的に楽にするカギとなります。

古典文法の学習には、インプットとアウトプットをバランスよく行う方法がおすすめです。講義型の参考書を読みながら基本のルールを理解し、ドリルや問題集で実践演習をして暗記を定着させるとよいです。文法は長文読解をするときに繰り返し出てくるので、演習の際にこまめに復習するとより効果的です。

文法が苦手なまま問題集を解いても、どこで間違えたのかがわからずにストレスが溜まります。ここでは代表的な文法書・問題集を紹介しますので、学力や目的に合わせて選んでみてください。

ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル

ステップアップノート30 古典文法基礎ドリルは、文法事項を30のステップに分けて、ドリル形式でアウトプット練習をする問題集です。助動詞や敬語など、重要項目ごとに穴埋めや短答問題が用意されていて、実際に手を動かしながら覚えられるのが特徴です。短期間で集中的に文法を習得したい人に向いています。

各ステップの分量がそこまで多くないため、気軽に進められます。
問題数は多くありませんが、品質が高く、頻出事項を漏れなく確認できるようになっています。
何度も解けるように、ノートに解いたり、コピーしたものを使うと良いでしょう。

基礎ドリルという名前ですが、共通テストレベルや日東駒専レベルの文法問題は十分対応できます。
このシリーズのより実践的なレベルに古典文法トレーニングがありますので、必要なレベルに合わせて使い分けましょう。

岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本

この参考書は、人気講師の岡本梨奈氏による講義形式の文法解説書です。文法を基礎から学びたい人、学校の授業で取り逃した部分を分かりやすく埋めたい人に適しています。1つの文法項目について解説を読んだらすぐに問題演習へ取り組める構成になっているので、理解と暗記をセットで行いたいときに便利です。

対話形式で進むため、単調になりがちな文法学習が苦痛に感じにくいです。また、敬語や助動詞においては具体例が多いので、暗記すべきポイントが曖昧な人でもスムーズに頭に入れられます。図やイラストを使いながら要点をかみくだいて説明しているので、初学者や文法アレルギーがある人でも取り組みやすいです。

望月光 古典文法講義の実況中継

望月光 古典文法講義の実況中継シリーズは、予備校で行われる講義をそのまま紙面に落とし込んだ形式になっています。講師と生徒がやりとりする形で進むので、実際に授業を受けているような感覚で読み進められます。全編を通じて網羅的に文法を解説しているため、基本的な文法から取り組みたい方におすすめです。

1巻では助動詞をメインに、2巻では敬語や『なむ』『なり』の識別などを扱っています。分量は多めですが、非常に丁寧に掘り下げられているので、難関大学レベルまで対応できます。また、誤答例やよくある勘違いなども会話の中で示されています。

ただし、理解を中心とした参考書なので、問題演習量はそこまで多くありません。基礎力を固めるためには、併用する形で問題集(ステップアップノート30やドリル)などを使うようにしましょう。時間と労力はかかりますが、じっくり学びたい人や文法を得点源にしたい人には心強い教材です。

富井の古典文法をはじめからていねいに

富井の古典文法をはじめからていねいには、予備校の人気講師である富井健二氏による、基礎力養成に適した一冊です。文法事項を理詰めで解説しているため、ただ暗記するだけでは腑に落ちない人にも理解しやすい構成になっています。活用法を覚える際には音声を使った暗記もできるので、声に出して覚える学習スタイルにも取り組みやすいです。

問題演習は少なめなので、理解したことをアウトプットしたいときにはステップアップノート30などを使うとよいでしょう。文法を学習する際は、まずこの参考書で理解を深め、その後ドリルで演習→読解問題で確認という流れで進めることをおすすめします。

八澤のたった6時間で古典文法

八澤のたった6時間で古典文法は、映像授業とテキストを組み合わせて、効率よく文法のポイントを抑えたい受験生向けの参考書です。学校や予備校に通わず独学で文法を仕上げたい人や、短時間で全体像を捉えたい人と相性が良いでしょう。映像講義を視聴してポイントを抑え、その場でテキストにまとめることで暗記していくスタイルです。

一方で、難関大レベルに対応できているわけではないので、後から追加で問題演習を行うなどして不足分を補う必要があります。共通テストや基礎~中堅私大レベルを目指す受験生には十分対応できます。

古文常識

古文を読むうえでは、当時の社会や文化、風習などの“古文常識”を知っているかどうかで文章の理解度が大きく変わります。古文には現代では考えられないような恋愛制度や、宮中行事の作法が何気なく書かれていることも珍しくありません。本文の文法や単語を正しく訳せても、背景知識がわからずに読み間違えることがあるでしょう。

古文常識といっても全てを網羅するのは難しいですが、受験で頻出のテーマはある程度限られています。たとえば、貴族の官位や婚姻の仕組み、季節の行事や年中行事、時刻や日付の数え方などです。これらをざっと抑えておくだけで、読解問題の選択肢を絞る際に役立つ場面は少なくありません。

また、難関校の問題では、古文常識に関する注釈が問題文に示されることもありますが、それだけでは足りない場合もあります。ある程度知識を入れておくと、読解をしながら場面をイメージできるようになります。

マドンナ古文常識217

マドンナ古文常識217では、イラストや漫画を通して古文の世界観をわかりやすく学べます。
当時の貴族文化や恋愛、婚姻の流れ、季節感や身分制度など、初心者でも楽しみながら学習できます。活字ばかりでは掴みにくいリアルな宮中の様子などを、図解やイラストでイメージできるのが特徴です。

高校1~2年生のうちに読んでおくと、その後の読解問題の理解が大きく深まるでしょう。
古文常識を知ると、古文単語の意味や、助動詞の使われ方なども現実感を伴って理解しやすくなります。文章中に登場する当時の結婚や出会いの方法、服装や装束の種類などは、入試問題の読解に影響するので、しっかりと抑えるようにしましょう。

速読古文常識

速読古文常識は、単語帳でおなじみの速読シリーズの古文常識版です。必須の常識キーワードを300程度収録しており、そのキーワードに関連した短い例文や問題を通して即時確認できる構成になっています。覚えるだけでなく、アウトプットをセットで行いたい人にぴったりです。

また、速読古文常識は問題演習形式が多いため、飽きずに読み進められます。当時の政治や宮中儀礼、年中行事など、多岐にわたるテーマをカバーしているので、基礎的な常識は一通り押さえられます。

古文常識を早めに身につけたい人や、共通テストから私大・国公立まで幅広く対応したい人向けです。

日々古文常識-入試問題を解くための27のテーマ

日々古文常識-入試問題を解くための27のテーマは、入試問題に頻出テーマを27個に絞り込み、それぞれのテーマを深掘りできるような参考書です。

古文単語帳の古文常識ではカバーできないような難しいレベルのことも収録されています。
余裕があれば古文単語帳と並行して早めから着手しましょう。
余裕がない人は、まずは古文単語帳をある程度仕上げ、その際に古文常識も多少頭に入っているはずですので、そこから着手するのがおすすめです。

古文攻略マストアイテム76(古文常識・和歌・文学史・文法)

本書は、古文読解に欠かせない常識・和歌・文学史・文法を体系的に学べる実践的な知識集です。単なる暗記ではなく、「どのように活用するか」まで踏み込んだ解説が特徴で、豊富なイラストとともに理解を深められます。

特に、新たに追加された文学史編は、作品の流れや特徴をコンパクトに整理しており、入試対策にも役立ちます。また、和歌の読解法や紛らわしい文法の識別方法も詳しく解説されているので、古文を読み解く力を総合的に養うことができます。

さらに、キーワード例文や和歌の音声、古典作品の本文・現代語訳が確認できるQRコード付きで、デジタル教材との連携も充実しています。

古文読解

単語や文法、古文常識をある程度覚えたら、次は読解力を高めるステップに進みます。古文読解では、文章全体の流れを把握したうえで、省略される主語や敬語のニュアンスを補いながら読み解く必要があります。最初は問題を解こうとしても、単語や文法をどのタイミングで使えばいいかがわからず、点数に結びつかないケースも多いです。

読解力を鍛えるには、インプットを行う参考書と、演習中心の問題集をうまく組み合わせることが効果的です。インプット用の参考書では、長文を読み解く手順や主語補足のコツ、選択肢の判断基準などを身につけられます。問題演習では、その知識を実際に使うことで定着させられます。

ここでは、古文読解に焦点を当てた参考書や問題集を紹介します。各参考書にはそれぞれ特徴があり、初心者向けから最難関レベルまでさまざまです。自分のレベルにあったものを選ぶのが大切です。また、読解力を伸ばすうえでは、品詞分解や要約も練習すると、本番で精度の高い読解ができるようになります。

岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本

古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本は、講師の解説と生徒の対話をメインに進むため、読解のプロセスを疑似体験できる構成です。たとえば、文章の冒頭から順序立ててどのように主語を補うか、登場人物同士の関係をどう推測するかなど、実際の思考手順が丁寧に書かれています。

また、設問で問われることを先に意識して本文を読むか、あるいはざっと全体を読んでから設問に取り組むかなど、戦略的なノウハウも紹介されています。特に、古文独特の敬語解釈や助動詞の識別などは、具体的な例を見ないとイメージしにくいので、対話形式は非常に理解しやすいでしょう。

文法を一通り終えたものの、どうやって読解に活かしていいか分からない、、といった中堅レベルの受験生におすすめです。問題演習の数は少なめですが、インプット用教材として優秀なので、その後に問題集を使って実践を重ねると効果が高まると思います。

古文上達 基礎編 読解と演習45

古文上達シリーズの基礎編は、短めの文章で基本文法や助動詞などを確認しながら読解演習に進む構成になっています。問題演習を通じて、単語や文法で学んだ知識をアウトプットする流れで学習できるため、初心者から中級者へのステップアップを図る時に有効です。

段階的に難易度が上がるよう設計されているので、45題の演習を通じて基礎的な文法の使い方や読解法を固めるようなイメージの問題集です。解説部分には文法・助動詞の働きや語句注釈が豊富に載っているので、復習もしやすいです。

単語をある程度覚え、文法も一通り確認した人が初めて長文読解を練習するのにちょうどよいレベルだと思います。自信がついたら、同シリーズの「古文上達 読解と演習56」に進むか、別の問題集でさらに演習量を増やすと良いでしょう。

古文上達 読解と演習56

古文上達 読解と演習56は、先述の基礎編よりもレベルアップした問題集です。例題や演習問題の一部には入試問題の原題や改題が使われており、実戦的な練習ができます。文量や内容の難度が上がり、選択問題だけでなく記述問題も多く含まれていることが特徴です。

この参考書では、解説部分で本文のポイントや語句チェック、問題の解法、出典情報などが整理されています。読解の核となる助動詞や敬語の働きも丁寧に説明されているので、基礎編を終えた段階であれば、取り組みやすいです。また、文章を読むだけでなく、設問の意図を正確に捉える力が身につく構成になっています。

国公立の古文では記述が多く出題される大学があるので、その対策としても効果的です。一方で文章のレベルはやや難しめなので、単語や文法を固めてから取り組まないと苦戦するかもしれません。難関大を受ける人や国公立標準レベル以上を目指す人は手に取ってみてください。

富井の古文読解をはじめからていねいに

富井の古文読解をはじめからていねいには、実際に入試の古文を解くときの手順や考え方が丁寧に解説されています。具体的にどの段階で選択肢を検討し、どのように主語を補っていくかなど、実践的なノウハウが多く書かれています。タイトルに「はじめから」とあるように初級~中級者向けですが、解説が丁寧なので上位校志望者にも役立つ部分があります。

ただし問題演習は少なめなので、別の問題集と組み合わせて実践力を高めるようにした方が良いでしょう。

基礎からのジャンプアップノート古文読解演習ドリル

基礎からのジャンプアップノート古文読解演習ドリルは、短い文章や例文を品詞分解しながら徐々に長文を解く形式で、初心者でも段階を踏んで読解力を身につけられます。最初は2~3文程度の短い文から始まり、最終的には中堅私大レベルの文章を解釈するレベルの問題が収録されています。

共通テストレベルや中堅私大レベルまでを視野に入れる受験生がメインターゲットですが、基礎が不安な人がやり直しに使うのも有効です。文章量がそこまで多くないため、苦手意識を抑えつつ「読める」という感覚を養うのにぴったりです。

古文ポラリス[1][2][3]

古文ポラリスシリーズは、難易度を3段階に分かれており、基礎レベルの[1]から最難関向けの[3]まで幅広いレベルに対応しています。それぞれの巻に収録されている問題数は多くないものの、解説が充実しており、どのように読み、どのように解答を導くかを徹底的に学べます。

基礎レベルの[1]では共通テスト~中堅私大程度の文章を扱い、[2]はもう少し難易度が上がってGMARCHレベル、[3]は早慶や旧帝大を意識した発展的な問題を扱います。解説に図示や品詞分解などがしっかり用意されているため、自学自習でも理解を深めやすいのが特徴です。

難易度の低いものから順にこなしていけば、段階的にレベルアップできます。難関大を目指すなら[2]と[3]まで到達すると実力がつきやすいです。解説の丁寧さを重視する人には向いていますが、演習量を確保するなら別の問題集や過去問を併用してバランスをとると良いでしょう。

古文レベル別問題集[3][4][5][6]

古文レベル別問題集シリーズは、[1][2]が文法を扱い、[3]から[6]が読解を扱う形になっています。問題演習に特化しており、それぞれの巻で難易度が段階的に上がるため、自分のレベルに合わせて選びやすいです。共通テスト形式から難関国公立や早慶レベルまで幅広く網羅されています。

本文の左右に品詞分解が記載されているなど、復習がしやすい工夫があるため、多くの受験生に支持されています。解説は簡潔ですが、必要最低限の内容がまとまっているので理解しやすいです。

[3]は基礎~標準、[4]は標準~難関、[5]は難関~最難関、[6]は国公立上位校向けの記述が多い構成です。難易度の高い文章や設問に挑戦したい場合は[5][6]に進むとよいです。ある程度の読解力がついてきたら、この問題集で演習量を確保して得点力を上げるようにしましょう。

首都圏「難関」私大古文演習

首都圏「難関」私大古文演習は、MARCHや早慶など難易度が高い私大の過去問を中心に編集された演習書です。20題の過去問で実際の出題傾向やレベルを体感できるため、これから難関私大を本命とする人にとって力試しとしても最適です。解説が丁寧なので、自学自習で進めやすいです。

有名私大古文演習

有名私大古文演習は、GMARCHなどの有名私立大学の過去問が中心に収録されています。首都圏「難関」私大古文演習同様、解説が丁寧です。自分のレベル、志望校に合わせて使い分けましょう。

入試精選問題集 古文

本書は、国公立・私立の過去問を21題厳選して収録した問題集です。
幅広いレベルの大学をカバーしているので、標準~難関レベルの受験生が総合的な練習をしたい方は取り組んでみてください。解説には設問の意図や論旨の取り方なども書かれているため、読解プロセスを再確認できます。

文章難易度はそれなりに高いため、ある程度基礎が固まっている人向けです。難しすぎるわけではないので、「早慶レベルには届かないが中堅~難関国公立やGMARCHを志望する」という人にぴったりだと思います。

得点奪取古文

得点奪取古文は、記述問題や論述形式の設問が多い国公立上位校を想定した高難度問題集です。オリジナル問題を中心に構成されており、設問ごとに採点基準や模範解答が細かく設定されているのが特徴です。現代語訳や心情説明など、自由記述で部分点を確保する能力を鍛えられます。

特に旧帝大や早慶などでは、記述の配点が意外と大きい場合があるため、このような記述特化型問題集で鍛えておくと本番での安定感が増します。序盤の「典型問題編」では代表的な出題パターンを例示しながら答え方を徹底解説し、後半の「練習問題編」で実力を試せる構成になっています。

分量やレベルがかなり高く、基礎が固まっていない人や演習慣れしていない人には扱いが難しいかもしれません。

古文を初めて勉強する人・苦手な人向け

古文が苦手だと感じる理由は、単語や文法が不十分なまま長文を読まなければならない状況に陥ってしまうからです。早い段階で単語と文法をひととおり覚えたら、短文や簡単な例題を通じて「読む感覚」を身につけることが大事です。最初から難しい問題集にチャレンジしても、どこでつまずいたかすら把握しにくくなります。

ここでは、入門者向け・苦手意識のある人向けに使いやすい参考書や、初学者にやさしいシリーズをまとめて紹介します。最初のうちは語彙不足や文法の穴が原因でうまく読めないことが多いです。そのため、そこを逆手にとって文章を読むたびに単語と文法を一緒に確認すると効果的です。わからない文法や敬語などが出てきたら、すぐに文法書に戻って調べるという繰り返しを地道に行ってください。

八澤のたった6時間で古典文法

古文を初めて勉強する人や短時間で文法をまとめたい人は、八澤のたった6時間で古典文法で古文の全体像を捉えても良いでしょう。
映像授業とテキストがセットになっているので、ひとりでも授業感覚で学ぶことができます。文法が不明確な段階で長文に手を出すより、まずは基礎文法を頭に入れてしまう方が読解への敷居は下がるはずです。

実際には、丁寧に勉強していくと6時間以上はかかるかもしれませんが、それでも映像授業を利用しながら文章だけではわかりづらいポイントも比較的スムーズに理解できると思います。

マドンナ古文単語230

マドンナ古文単語は王道の古文単語帳です。語数が比較的コンパクトで、初学者にとって負担が大きくなりにくい点が魅力です。イラストや語源に関する解説がわかりやすく、機械的な丸暗記を避けたい人でも親しめます。

この単語帳を1冊仕上げるだけで、共通テストから日東駒専レベルまでの文章で困る単語はかなりカバーできます。上位レベルの大学を受験する人は、別の単語帳や演習問題でさらに語彙を補ってもよいでしょう。

基礎からのジャンプアップノート古文読解演習ドリル

基礎からのジャンプアップノート古文読解演習ドリルは、文法確認から短文練習、そして中堅私大レベルまでの長文読解という流れで、苦手意識のある人でも無理なく読み進められる構成になっています。難易度が急に跳ね上がることがないため、自分のレベルに合わせて段階的に学習できます。

短文を読解する際にも品詞分解を丁寧に解説しているので、文法を実践で使う練習ができます。苦手な人はこの段階で、「助動詞や敬語がどう機能しているか」を理解し、長文読解に役立てましょう。

岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本

本書は、苦手意識のある人にとって最初の「読解入門書」としてもおすすめです。
学校で一応文法を習ったものの、問題を解こうとすると頭が真っ白になるタイプの人には、解法手順を丁寧に追えるこの形式がマッチします。

助動詞や敬語などのポイントが、実際の例文を使って解説されているので、抽象的な理屈だけでなく具体的なイメージを持ちやすいです。選択問題のアプローチや、主語を補う方法など、細かいテクニックも取り上げられています。これによって、読解の際に迷わず知識を活かしやすくなります。

問題演習は少ないので、ジャンプアップノートやステップアップノート30などのドリル型教材を併用するのが望ましいです。

マドンナ古文常識217

実際の文章では当時の貴族文化や恋愛制度が当然の前提として書かれているため、それを知らないと読解がスムーズにいきません。マドンナ古文常識217で古文常識をある程度身に着けておきましょう。

たとえば、恋文を交換するタイミングや結婚形態が現代とは大きく違うため、そのまま訳語を追っているだけでは内容がつかめないケースがあります。ここを把握しておくと、文章に出てきた際の納得度が変わります。

本書は気軽に読める構成で、文章量も比較的少ないため、空き時間を利用して読み進めるのに適しています。読み物として面白いので、苦手意識を和らげつつ常識を知ることができます。

大学レベル別のおすすめ参考書ルート

ここまで、単語や文法、読解、古文常識の参考書をそれぞれ紹介してきました。大学レベル別に効率よく学習を進めるための参考書ルートをまとめます。
人によってアレンジが必要ですが、一般的な指標として参考にしてください。

ポイントは、必ず単語と文法を先に押さえ、読解演習に移ってからも随時知識の漏れを埋めていくことです。

また、東大を目指すからと言って、ハイレベルな単語帳や問題集に急に手を出す必要はありません。
まずは日東駒専レベルと同じ内容をこなし、その後に東大等難関大向けの参考書に手を出しましょう。

日東駒専レベル

日東駒専レベルの大学を目指す場合、古文で大きく失点しないことがまずは目指すレベルです。
品詞分解の基礎や頻出単語をきちんと覚えて、文章を現代語訳できるレベルを目標とします。

  • 古文単語:速読古文単語
    短期間で300語程度を中心に押さえたい人に向いています。イラストと例文で負担を減らせます。
  • 文法:富井の古典文法をはじめからていねいに
    助動詞や敬語の理解が曖昧だと失点しやすいので、この参考書で基礎を固めるのがおすすめです。
  • 読解:富井の古文読解をはじめからていねいに/古文上達 基礎編 読解と演習45
    読解のプロセスを一から身につけられます。演習量を増やしたい場合は古文レベル別問題集[3]も検討してください。
  • ポイント:とにかく品詞分解と現代語訳を確実に行えるようにすることが重要です。文章のあらすじと登場人物の心情が大枠でつかめれば、設問に対応できるはずです。常識面はマドンナ古文常識217などで概略を押さえるとさらに安心です。

MARCHレベル

MARCHレベルでは、基礎力を押さえたうえで難易度の高い語句や多少複雑な敬語表現、読解問題をクリアする必要があります。文章量も多めなので、読解の速度と正確性が求められます。

  • 古文単語:新・ゴロゴ古文単語/読んで見て聞いて覚える重要古文単語315
  • 文法:富井の古典文法をはじめからていねいに
    一通り理解できたら、ステップアップノート30 古典文法基礎ドリルなどでアウトプットすると定着しやすいです。
  • 読解:富井の古文読解をはじめからていねいに/古文ポラリス[1][2]
    複数冊を並行するより、1冊を丁寧に終わらせてから次へ進むほうが効率的です。
  • ポイント:選択問題だけでなく、和歌や古文常識を絡めた設問が出る場合もあるので、速読古文常識などで背景知識を補強するとよいです。過去問を解くときには、敬語の判定や省略表現を正確に捉える力が必要です。

早稲田レベル

早稲田レベルになると、文章が長く内容もひねりがあり、選択肢の引っかけも多いため高度な読解力が求められます。古文常識や和歌に関する深い知識が必要になるケースもあります。

  • 古文単語:新・ゴロゴ古文単語、古文単語ゴロゴプレミアム/読んで見て聞いて覚える重要古文単語315
  • 文法:岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本+ステップアップノート30基礎ドリル
    細かな識別や敬語を含めて抜け漏れがないように仕上げる必要があります。
  • 読解:大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス[3]、首都圏「難関」私大古文演習、GMARCH&関関同立の古文
    早慶特有の長文量と設問形式に慣れるため、難度の高い問題集を解き込むことが重要です。
  • ポイント:記述式も一部で出題されるため、得点奪取古文などで論述対策をするのも効果的です。単語や文法の仕上げは早めに終わらせ、難度の高い過去問を早期に検討する姿勢が大事です。

地方国公立大レベル

地方国公立大では、共通テスト+二次試験で安定して点数を取る必要があります。二次試験では記述や要約などが出題されるケースも多いため、基本的な読解力に加えて、論述形式に慣れておくことが欠かせません。

  • 古文単語:新・ゴロゴ古文単語/読んで見て聞いて覚える重要古文単語315
    標準からやや上のレベルまでカバーできるため、過去問に出てきた単語も随時追加するとよいです。
  • 文法:富井の古典文法をはじめからていねいに
    敬語や識別を含めて、二次試験の記述に耐えうるレベルまで仕上げましょう。
  • 読解:古文ポラリス[1][2]、国公立標準問題集CanPass古典
    記述や整序など共通テストとは違う形式の問題にも慣れる必要があります。

東大等最難関レベル

東大を狙う場合は、特殊な出題形式や高度な記述に対応しなければなりません。古文でも論述や長文を読みこなす力が必要なので、基礎の段階から高い完成度を目指す必要があります。

  • 古文単語:読み解き古文単語、あるいは他の単語帳+過去問での補強(基本的なレベルが抜けている場合は速読古文単語/読んで見て聞いて覚える重要古文単語315を使用)
    単語帳だけではカバーしきれない難単語や背景知識を、過去問や追加資料で拾う姿勢が大事です。
  • 文法:富井の古典文法をはじめからていねいに+記述対策ドリル
    動詞・助動詞・敬語を完璧にするだけでなく、敬意の方向や省略された主語の補い方に関する理解も重要です。
  • 読解:得点奪取古文、古文レベル別問題集[6]、京大古典プレミアム(京大志望の場合)
    記述問題が中心のため、採点基準を意識した演習を数多くこなす必要があります。
  • ポイント:過去問を徹底研究し、自分が失点しやすいパターンを明確にしたうえで補強を行います。和歌や文学史の細かい知識が問われることもあるため、日々古文常識や古文攻略マストアイテム76などを活用すると効率的です。

主要参考書のカテゴリー・レベル一覧表

カテゴリー参考書名レベル目安特徴
古文単語マドンナ古文単語230基礎~標準コンパクト、初心者向け、イラスト豊富
古文単語速読古文単語基礎~標準イラスト+短文例文でテンポよく学習
古文単語新・ゴロゴ古文単語基礎~難関語呂合わせメイン、短期集中で600語対応
古文単語古文単語ゴロゴプレミアム基礎~難関ゴロゴの改良版、イラスト・アプリが充実
古文単語読んで見て覚える重要古文単語基礎~標準語源や背景知識を重視、イラストが楽しい
古文単語古文単語FORMULA600標準~難関語数が多い、難関私大・国公立二次まで対応
古文単語わかる・読める・解ける Key&Point古文単語330基礎~標準イメージの核(Key)と補足(Point)で理解
古典文法ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル基礎~標準30テーマで効率的にアウトプット
古典文法岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本…基礎~標準講義+問題演習、対話形式で理解しやすい
古典文法望月光 古典文法講義の実況中継(1)(2)基礎~難関授業風の会話形式、網羅的な解説
古典文法富井の古典文法をはじめからていねいに基礎~難関理詰めの講義形式、無料音源で反復可能
古典文法八澤のたった6時間で古典文法基礎映像講義+テキスト、短時間集中で全体像
古文常識マドンナ古文常識217基礎~標準イラスト・漫画が多く、初心者にもやさしい
古文常識速読古文常識基礎~標準300語のキーワードを問題形式で暗記
古文常識日々古文常識-入試問題を解くための27のテーマ基礎~難関テーマ別に過去問演習、背景理解を深める
古文常識古文攻略マストアイテム76基礎~標準古文常識・和歌・文学史・文法を一通り確認
古文読解岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&…基礎~標準読み方・解き方を講師と生徒の対話で学習
古文読解古文上達 基礎編 読解と演習45基礎~標準短めの演習45題、段階的に読解を練習
古文読解古文上達 読解と演習56標準~難関応用的な長文+記述問題
古文読解富井の古文読解をはじめからていねいに基礎~標準実践的な解法を講義形式で説明
古文読解基礎からのジャンプアップノート古文読解…基礎~標準短文→中堅私大レベルまでステップ式学習
古文読解古文ポラリス[1][2][3]基礎~最難関丁寧な解説が魅力、段階的に難化
古文読解古文レベル別問題集[3][4][5][6]基礎~最難関演習特化、品詞分解や現代語訳で学びやすい
古文読解首都圏「難関」私大古文演習難関~最難関早慶・MARCH中心の過去問20題
古文読解有名私大古文演習標準~難関GMARCHなどの私大過去問を中心に演習
古文読解入試精選問題集 古文標準~難関国公立・私立混在の過去問、バランスが良い
古文読解得点奪取古文難関~最難関記述式・論述対策に特化、旧帝大レベル対応

大学受験古文のおすすめ参考書をカテゴリー別に紹介してきました。単語・文法・読解・常識の4分野を柱として、まずは基礎固めを目指すのが一般的です。その後、自分が受験する大学のレベルや出題傾向にあった問題集や過去問を解くことで仕上げに入ると効率が良いです。

古文は適切な手順を踏めば、苦手意識を持っていても短期間で点数が伸びやすい科目です。特に、単語や文法は英語に比べて絶対量が少なく、1冊をしっかりやりきることで着実に成果が見込めます。今回紹介した参考書を参考にしながら、自分に合った学習計画を立ててみてください。

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