教育

夏期講習だけ違う塾に通うのはあり?メリットと注意点を紹介!

「普段通っている塾の夏期講習のスケジュールが合わない…」
「普段通っていないけれど、受講したい内容の夏期講習がある!」
「夏期講習は個別指導で柔軟なスケジュールで受講したい!」

などなど、理由は様々だと思いますが、夏期講習だけ普段通っている塾とは違う塾で受講することができるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、夏期講習だけ普段とは違う塾で受講することができるのか、どの様な目的で受講するのが良いか、おすすめの活用方法、そして注意点をご紹介してきます。

夏期講習だけ違う塾で受講は可能?

結論、多くの塾において、普段通っていなくても夏期講習だけ受講することは可能です。

塾によっては夏期講習だけの受講ができない場合もあるかもしれませんが、実際に夏期講習だけ受講される方も多くいらっしゃいますので、気になっている塾に問い合わせてみてください。

ただし、夏期講習だけを受講する場合、講習を活用するためにも利用する目的を明確にし、その目的に夏期講習の内容が適切であるかを見極めることが大切です。

以下では利用目的やおすすめの活用方法、そして注意点をご紹介していきます。

目的に応じた夏期講習のおススメ活用方法

まずは、おすすめの夏期講習の利用目的・活用方法と得られる効果をいくつかご紹介します。

普段とは異なる環境で、刺激を受ける

普段は違う塾で夏期講習を受講すると、初めて会う人と授業を一緒に受けることになります。

いつも一緒に授業を受けている友達であれば、おおよその成績やどれくらい勉強しているのかなど、ある程度知っていることも多いのではないでしょうか。

初めて出会う人と一緒に授業を受けることで、授業の受け方や、勉強への取り組み方など、様々な発見があり、いい刺激になるはずです。

特に、学力レベルによってクラス分けがされている場合や、志望校対策の授業などの場合、自分と同じような学力レベルの人たちと一緒に授業を受けることになるので、ライバルを知るきっかけになるでしょう。

苦手科目を克服する

夏休みは多くの受験生にとって、苦手科目や苦手分野を克服する絶好のチャンスです。

集団授業を行っている塾の場合、特定の分野や単元に絞った講座が開設されていることがありますので、自分の苦手範囲とマッチすれば、いい克服の機会となるはずです。
一方で、自分の苦手範囲とマッチしない場合は、受講したのに苦手なところはほったらかしとなってしまうこともあります。

多くの個別指導塾では、生徒の希望受講科目や苦手範囲などに合わせて指導内容を設計しています。そのため、個別指導塾の夏期講習であれば科目、範囲、受講日時などを柔軟に組み合わせることができ、希望を実現しやすいはずです。

志望校対策講座を受講する

多くの塾では、主に受験生(小6、中3、高3)を対象に、志望校別の講座が開設されています。

ご自身の志望校の講座があれば、同じくその学校を受験するライバルが参加しているはずです。そのような環境はいい刺激になりますし、授業内容もかなり有用なものとなるでしょう。

ただし、こういったコースは難関校への合格を目的とした講座がほとんどです。
中には、事前に学力診断テストのようなものがあり、それをクリアしないと受講できないケースがありますので、注意が必要です。

個別指導で柔軟なスケジュールで受講する

夏休みは学校の行事や部活動、家族旅行や友達と遊ぶ予定などが不定期に入ってしまい、普段通っている塾の夏期講習とスケジュールが合わないこともあると思います。

個別指導塾であれば、事前に受講日が決まっているわけではなく、希望に合わせて授業を設定してくれますので、スケジュールに融通をきかせたい場合は個別指導塾の利用を検討してみましょう。

興味のある塾の授業を体験してみる

気になっている塾がある場合、夏期講習で雰囲気や授業内容を確かめてみるのも一つの手です。

多くの塾では、夏期講習を受講したからといって必ずしも普段のコースに入塾する必要がありません。気軽に数日間の夏期講習のみに参加し、その結果次第でその後の入塾を検討してみても良いかもしれません。

普段とは違う塾で夏期講習を受講する際の注意点!

普段とは違う塾の夏期講習に参加することは、先に述べたような利用目的がはっきりしている場合は、全く問題ありません。

ただし、以下の点には注意してください。

まだ習っていないことが出題される可能性がある

集団授業を行う塾の夏期講習では、まだ習ったことがないような内容が授業で扱われる可能性があります。

多くの集団塾では、カリキュラムが年間単位で組まれており、それに沿って授業が進められています。そして、夏期講習も通塾生は受講する前提で、そのカリキュラムに組み込まれてしまっている可能性もあります。

そのため、普段その塾に通っている生徒はすでに学習したはずの単元・内容を前提として夏期講習の授業が進められることがあります。

同じ学年においても、塾によって進度や進め方が異なることが多々ありますので、習ったことがない内容で全然分からない…ということにもなりかねません。
この点には注意が必要です。

ただし、集団塾においても、このような「年間授業の一部」としての夏期講習とは別に「夏期講習だけで完結する」講座が塾によってはあったりします。

このような講座であれば、夏休み前から通っていることを前提としていないため、問題なく受講することができます。

ホームページだけでは判別がつかないケースも多いので、興味がある塾に問い合わせ、夏までの受講内容が影響するかを確認してみてください。

自分だけ友達がいない可能性がある

集団塾の夏期講習では「自分だけ知り合いや友達がいない…」となる可能性が高いです。

上の注意点で書いた通り、夏期講習も年間カリキュラムの一環となっている場合が多いため、普段その塾に通っている生徒の多くが夏期講習も受講しているはずです。

そのため、受講している多くの生徒は普段から通っている生徒ですから、彼ら同士は友達同士であることが多いわけです。

これはしょうがないことですが、せっかくいい授業を受けられたにも関わらず、このせいであまり楽しめなかった…というようなことになってしまわないよう、事前に気をつけておいたほうがいいでしょう。

普段通っている塾のカリキュラムが抜けてしまう

普段通っている塾の夏期講習にも参加しながら、他の塾の夏期講習に参加する場合は問題ありませんが、普段通っている塾の夏期講習に参加せず、違う塾の夏期講習に参加する場合は注意が必要です。

普段通っている塾も、夏期講習の指導内容を計画しているはずです。
そのため、その内容を受講しないと、夏休み後の秋以降の授業の理解に影響が出てしまう可能性があります。

自学自習である程度キャッチアップできる内容なのか、それとも違う塾の夏期講習で習う範囲でカバーできるのかなど、事前に講習で扱う単元を把握しておきましょう。

LEFYの夏期講習は科目、難易度、単元、受講日時をすべて自由に設定できます

LEFYは夏期講習期間を設定しており、その期間内であれば、科目、難易度、単元、受講日時をすべて自由に設定し、受講することが可能です。

「集団授業の夏期講習もあるけれど、苦手単元の克服のために併用する。」
「部活動や学校の宿題で忙しいけれど、隙間で夏期講習を受講したい。」

など、柔軟にご要望に対応します。

是非お気軽にご相談ください。

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