勉強のコツ

【中高一貫校】体系数学の難易度から勉強法・先取りのやり方まで解説!

「一貫校の数学の授業についていけない、、、」
「自分ではどうしようもないと子供が言っている、、、」
中高一貫校の保護者の方から、非常によくあるご相談です。

この記事では、神奈川県や東京都の多くの私立中高一貫校で使われている体系数学の特徴と、一貫校中学の数学でつまずきやすい理由を整理したうえで、成績帯ごとの問題集の使い分け、定期テスト前の具体的な勉強法、保護者ができるサポートまで、実践的にわかりやすく解説します。

服部貴哉

この記事を書いた人

服部貴哉

受験アドバイザー

神奈川大学附属中高→慶応義塾大学法学部→総合商社→LEFYにて中学受験および中高一貫校生をサポート

この記事でわかること
  • 体系数学とはどのような教材なのか
  • 公立中学の数学と体系数学の違い
  • 中高一貫校の数学についていけなくなる理由
  • 体系数学の定期テスト対策で優先すべき問題
  • 成績帯別にA問題・B問題・C問題をどう使い分けるべきか
  • 体系数学が難しいと感じる子におすすめの勉強法
  • 保護者が数学を教えられない場合にできるサポート
  • 先取り学習をする場合の注意点と教材選びの考え方

Contents

理系難関大の進学可否は中学である程度決まる

日頃、保護者の方と面談していて理系に進学してほしい、理系進学の選択肢を残したいといった話を最近伺うことが多いです。一方で、理系難関大を志望する場合、中学の数学の成績が一定レベル以上でないと、現役合格は難しいと感じることが多いです。

そのため、中学1年生・中学2年生のテキストとして中高一貫校でよく使われる体系数学の記事を発信しようと思いました。この記事を参考に、お子さんの選択肢を広く残しておけるように、是非ご家庭でもフォローしてあげてください。

レフィーでは、ハイレベルな講師が中高一貫校生のサポートをしていますので、ご家庭でのフォローが難しい場合はお気軽にご相談ください。

体系数学とは?特徴や一貫校での使われ方

体系数学は、数研出版の中高一貫校向けの数学の教材です。公立中学の検定教科書とは異なり、中高6年間の数学を「つながり」で学ぶことを前提にしています。まずはこの教材の全体像を正しくつかむことが、効果的な勉強法の第一歩です。

公立中学との違い一覧表

まとめて比較!
公立中学の数学と体系数学の違い

ポイント:公立中学は学年ごとに段階的に進む一方、体系数学は中高6年間を見通して速い進度で進む。授業進度・単元のつながり・復習のしにくさに注意。

比較項目 公立中学の数学 中高一貫校の体系数学
教材の考え方 中学3年間の内容を、学年ごとに順番に学ぶ。 中高6年間の数学を見通し、単元のつながりを重視する。
教科書の構成 中1・中2・中3のような学年別教科書で進むのが一般的。 体系数学1・体系数学2のように、中学内容を早い段階でまとめて扱う。
授業進度 中学3年間をかけて、中学範囲をじっくり学習する。 中学2年ごろまでに、公立中学3年間の内容を終えるペースで進む。
学習スピード 標準的なスピードで、段階的に理解を積み上げやすい。 公立中学の約1.5〜2倍のスピードで進む場合もあり、少しの遅れが大きな負担になりやすい。
単元の並び方 学年ごとに、基礎から順番に学習する。 関連単元をまとめて扱うため、中学範囲と高校範囲に近い内容がつながって出やすい。
代数・幾何 基本的には「数学」として、1冊の教科書を順番に進める。 代数と幾何に分かれ、別々または並行して授業が進む。
問題の難易度 基礎〜標準問題が中心で、学校ワークの反復で対応しやすい。 基礎問題に加え、発展・応用問題も多く、問題の取捨選択が重要。
復習のしやすさ 教科書やワークの説明が比較的丁寧で、家庭でも復習しやすい。 解説があっさりしていることが多く、授業を聞き逃すと自力で復習しにくい。
つまずき方 その単元だけで苦手になるケースが多く、戻って復習しやすい。 前の単元の理解不足が次の単元に影響し、苦手が連鎖しやすい。
定期テスト対策 学校ワークを反復し、基本問題を固めることで得点につながりやすい。 A問題・B問題・C問題の優先順位をつけ、成績帯に合わせた対策が必要。
教材の考え方
公立中学の数学 中学3年間の内容を、学年ごとに順番に学ぶ。
中高一貫校の体系数学 中高6年間の数学を見通し、単元のつながりを重視する。
教科書の構成
公立中学の数学 中1・中2・中3のような学年別教科書で進むのが一般的。
中高一貫校の体系数学 体系数学1・体系数学2のように、中学内容を早い段階でまとめて扱う。
授業進度
公立中学の数学 中学3年間をかけて、中学範囲をじっくり学習する。
中高一貫校の体系数学 中学2年ごろまでに、公立中学3年間の内容を終えるペースで進む。
学習スピード
公立中学の数学 標準的なスピードで、段階的に理解を積み上げやすい。
中高一貫校の体系数学 公立中学の約1.5〜2倍のスピードで進む場合もあり、少しの遅れが大きな負担になりやすい。
単元の並び方
公立中学の数学 学年ごとに、基礎から順番に学習する。
中高一貫校の体系数学 関連単元をまとめて扱うため、中学範囲と高校範囲に近い内容がつながって出やすい。
代数・幾何
公立中学の数学 基本的には「数学」として、1冊の教科書を順番に進める。
中高一貫校の体系数学 代数と幾何に分かれ、別々または並行して授業が進む。
問題の難易度
公立中学の数学 基礎〜標準問題が中心で、学校ワークの反復で対応しやすい。
中高一貫校の体系数学 基礎問題に加え、発展・応用問題も多く、問題の取捨選択が重要。
復習のしやすさ
公立中学の数学 教科書やワークの説明が比較的丁寧で、家庭でも復習しやすい。
中高一貫校の体系数学 解説があっさりしていることが多く、授業を聞き逃すと自力で復習しにくい。
つまずき方
公立中学の数学 その単元だけで苦手になるケースが多く、戻って復習しやすい。
中高一貫校の体系数学 前の単元の理解不足が次の単元に影響し、苦手が連鎖しやすい。
定期テスト対策
公立中学の数学 学校ワークを反復し、基本問題を固めることで得点につながりやすい。
中高一貫校の体系数学 A問題・B問題・C問題の優先順位をつけ、成績帯に合わせた対策が必要。

一貫校の授業の進め方

学校や先生によって進め方の違いは多少あるものの、基本的には教科書本体と問題集の2つを使って授業を進めています。教科書本体の構成は大まかには以下のイメージです。

問題集は対応した単元の類題や、少し難しめな問題(発展問題や応用問題)が掲載されています。学校の授業で単元の導入と例題を解説し、問題集から該当単元の問題を宿題として指定するケースがほとんどです。

特徴①:中学の数学を代数・幾何で分ける

中高一貫校では、「代数」と「幾何」に分かれて授業が進むことが多いです。たとえば、数と式、方程式、関数などは代数分野として、図形や証明などは幾何分野として扱われます。そのため、公立中学校の数学のように一冊の教科書を順番に進める感覚とは少し違います。また、学校によっては代数と幾何を並行して進めることもあります。

特徴②:進度がはやい(公立中学3年分を2年で学習する)

体系数学での学習は、公立中学3年間の内容を中学2年生までに終えるペースで進むことを前提としています。体系数学1は「中学1・2年生用」、体系数学2は「中学2・3年生用」と位置づけられており、一般的な公立中学の約1.5〜2倍のスピードで学習が進みます

さらに、公立の教科書では「1次方程式は中学、1次不等式は高校」と学年で分断されている内容を、体系数学では関連のあるテーマとしてまとめて学ぶ設計になっています。円の性質なども同様で、中学範囲と高校範囲にまたがる内容をまとめて扱います。

公立中学であれば、1つの教科書を学年の流れに沿ってじっくり学べますが、体系数学では、代数・幾何で性質のまったく異なる2つの思考を同時に要求されるため、負荷が大きいです。さらに数学は内容の連続性が高いので、学習困難な状況が悪化しやすい傾向にあります。

現役塾講師目線のポイント!

  • 1 代数・幾何で2つの考え方を並行して学習すると、お子さんが混乱しやすい
  • 2 授業のスピードが、公立の約1.5倍
  • 3 扱う問題のレベルも、公立のテキストと比べてやや難しい

保護者が知らない一貫校の授業の注意点(数学)

実際に指導していて、保護者との間に認識のズレが生じているケースはよくあります。数学の授業についていけてない場合、
「授業を全く聞いていないのでは?」
「真面目に宿題に取り組んでいない!」
と感じるかもしれませんが、状況的に本人だけではどうしようもないことがあります

数学の教科書を読める子は意外と少ない

一貫校の数学の授業では、体系数学の教科書に沿って解説が進むことが多いですが、この教科書は一般的な公立中学の教科書のように説明が抽象的で、「教科書らしい」書き方になっています

そのため、教科書を自分で読み込みながら理解を整理するのが得意な子は問題ありませんが、文章をかみ砕いてもらいながら理解したい子にとっては、それ自体が高いハードルになりやすいです。特に中学1年生のお子さんは、学校の授業を受けて「説明は聞いたけれど、よく分からない」ということが起こりやすいです。

また、数学で躓く場合、ほとんどの子が教科書を読み込めていません。保護者の方は信じられないかもしれませんが、正確に文章を読む、書いてあることを丁寧に理解するのは、数学においては結構ハードルが高いです。

授業を少し聞き逃すだけで急に苦しくなる

教科書本体の類題の解説は基本的に配布されません。そのため、授業を聞いて板書を取っていないと、類題の解説が手元にない状況にすぐに陥ります。一瞬ウトウトしてしまうと、類題の解説のない状態で、どんどん授業が進んでいきます。

分かりやすい説明・解説があれば、なんとか自分で授業時間内にキャッチアップできるお子さんでも、そもそも挽回するための道具がない状況に陥りやすいです。保護者の方からは見えにくいのですが、一貫校の数学では、この“授業中に一瞬乗り遅れたダメージ”が想像以上に大きいです。

問題集だけでは復習しにくい

授業で扱った内容を定着させるために問題集に取り組むことになりますが、その問題集の解説も、答えや途中式が示されているだけで、やさしい日本語で考え方を説明している形式ではありません

そのため、授業で理解できた子が演習で確認する分には回りやすくても、授業の時点で少し曖昧さが残っていた子にとっては、問題集を使って一人で復習することが難しくなります。高い意識をもって取り組むことができれば、なんとかなる場合もありますが、学習のハードルは高いと指導していて感じます。結果として、「わからないところを自分で埋め直せないまま次に進んでしまう」ということが起こりやすくなります

解答が配布されないこともある

問題集の解答・解説が生徒に配布されないケースもあります。学校としては、安易に答えを写すことを防ぎたい、授業内で理解させたい、といった意図があることもありますが、学ぶ側からすると大きな問題になることがあります。

特に体系数学のように、進度が速く、内容どうしのつながりが強い教材では、授業で一度理解が曖昧になるだけでも、その後の単元で苦しくなりやすいです。にもかかわらず、家庭で見返せる解答や詳しい説明が手元にない場合、わからなかった部分を自分で埋め直すことがほとんどできません

その結果、少しの聞き逃しや理解不足がそのまま放置されやすくなり、次の授業、次の単元でさらに分からなくなるという悪循環に入りやすくなります。保護者の方から見ると「家で復習すればよいのでは」と思いやすい場面でも、実際には復習するための材料そのものが足りないということが、一貫校の数学では起こりえます。

現役塾講師目線のポイント!

  • 1 中高一貫校の数学の授業は、教科書的な説明が多い
  • 2 教科書を読むのが苦手な子は、置いてけぼりになりやすい
  • 3 勉強の材料が不足するため、自分ひとりでキャッチアップするのは、かなり難しい

解法を整理する習慣がつきにくい

指導現場で中学生を実際に見ていて、学校の授業で問題を「解く」力はつくものの、解法を整理する習慣がつきにくいと感じます。これは、導入・基本問題の解説をサラッと扱い、演習中心で解き方や処理を定着させる授業の進め方が多いのが原因と思います。

結果として、以下のような数学の王道の勉強方法が中学生の時点で確立しにくくなる印象を受けます。

  • この問題はどんなタイプに分類されるか(解法のラベル化)
  • 解法のポイントは何か(観点の整理)
  • 最初にどこを見るべきか(方針の設定・言語化)


一方で、中高一貫校の高校数学でチャート式やFocus Goldを使う段階では、こうした整理する力が必要不可欠になります。加えて、模試などの範囲の広い試験に向けた対策では、効率良く数学を勉強するために上記のポイントを意識することが重要になります。

私自身も中学生の時に、数学の勉強の仕方を教わる機会もなく、中学受験の算数と同様に、定期試験前にひたすら問題を解いて、処理を覚えていました。その結果、模試などの範囲の広い試験に向けては、何をどう勉強したらよいか分からない状況に陥ったことを鮮明に覚えています。

現役塾講師目線のポイント!

  • 1 数学の王道の勉強方法や解法を意識できないお子さんは多い
  • 2 模試で得点できないのは、範囲が広い試験の勉強方法が確立してないことが原因

体系数学の学力別の勉強方法・学校では教えてくれない裏ワザ

まず、定期試験に向けて勉強する時は、すべての問題を均等に解く必要はありません。成績帯に応じてLevel A・B・Cを使い分けることが、効率的な学習の鍵です。数研出版も公式に段階別の使い分けを推奨しています。

通っている学校にもよりますが、ひとつの目安として以下を参考にしてみてください。ざっくりですが、中学受験で偏差値が真ん中くらいまでの学校を想定します。

成績・目的別の一覧表

勉強の方針
現在の状況別|体系数学で取り組むべきこと
現在の状況 目標 優先する問題 勉強のポイント
数学の授業についていけない・苦手 授業で習った基本問題を、自分で解ける状態にする A問題中心 まずはA問題を確実に解けるようにしましょう。授業を聞き逃している場合は、教科書やノートだけで復習しようとしても難しいことがあります。体系数学の進み方に合った補助教材を使い、例題や基本問題を一つずつ確認することが大切です。
平均点に届いていない テストで出やすい基本問題を落とさないようにする A問題+B問題の一部 A問題を一通り解けるようにしたうえで、B問題はテストに出やすいものだけに絞って取り組みましょう。すべての問題を完璧にしようとするより、まずは基本問題で確実に点を取ることが大切です。
平均点付近 B問題を見たときに、解き方が思い浮かぶ状態にする A問題の確認+B問題中心 A問題で点を落とさないようにしつつ、B問題を繰り返し解きましょう。この段階では、「この問題は方程式の問題なのか」「図形のどこに注目するのか」「最初に何を書けばよいのか」を整理しながら勉強することが大切です。
数学が得意 難しい問題でも、解き始めの方針を立てられるようにする C問題・発展問題 C問題を安定して解ける状態を目指しましょう。ただ答えを出すだけでなく、「最初にどこを見るか」「どの公式を使うか」「似た問題とどこが同じか」を考えることが大切です。この習慣がつくと、高校数学に進んだあとも勉強しやすくなります。
先取り学習をしたい 学校の授業より少し先を、無理のない範囲で進める 次の単元の基本〜標準問題 先取りする場合は、学校の授業と離れすぎないようにしましょう。体系数学を学校で使っている場合は、学校と同じ流れに近い教材で進めると、次の授業や定期テストにつなげやすいです。先に進みすぎるより、「次に習う単元の例題を軽く見ておく」くらいから始めるのがおすすめです。
数学の授業についていけない・苦手
目標 授業で習った基本問題を、自分で解ける状態にする
優先する問題 A問題中心
勉強のポイント まずはA問題を確実に解けるようにしましょう。授業を聞き逃している場合は、教科書やノートだけで復習しようとしても難しいことがあります。体系数学の進み方に合った補助教材を使い、例題や基本問題を一つずつ確認することが大切です。
平均点に届いていない
目標 テストで出やすい基本問題を落とさないようにする
優先する問題 A問題+B問題の一部
勉強のポイント A問題を一通り解けるようにしたうえで、B問題はテストに出やすいものだけに絞って取り組みましょう。すべての問題を完璧にしようとするより、まずは基本問題で確実に点を取ることが大切です。
平均点付近
目標 B問題を見たときに、解き方が思い浮かぶ状態にする
優先する問題 A問題の確認+B問題中心
勉強のポイント A問題で点を落とさないようにしつつ、B問題を繰り返し解きましょう。この段階では、「この問題は方程式の問題なのか」「図形のどこに注目するのか」「最初に何を書けばよいのか」を整理しながら勉強することが大切です。
数学が得意
目標 難しい問題でも、解き始めの方針を立てられるようにする
優先する問題 C問題・発展問題
勉強のポイント C問題を安定して解ける状態を目指しましょう。ただ答えを出すだけでなく、「最初にどこを見るか」「どの公式を使うか」「似た問題とどこが同じか」を考えることが大切です。この習慣がつくと、高校数学に進んだあとも勉強しやすくなります。
先取り学習をしたい
目標 学校の授業より少し先を、無理のない範囲で進める
優先する問題 次の単元の基本〜標準問題
勉強のポイント 先取りする場合は、学校の授業と離れすぎないようにしましょう。体系数学を学校で使っている場合は、学校と同じ流れに近い教材で進めると、次の授業や定期テストにつなげやすいです。先に進みすぎるより、「次に習う単元の例題を軽く見ておく」くらいから始めるのがおすすめです。

数学の授業についていけない・苦手な方

学校の数学の授業についていけない場合や平均点以下の場合、最優先でA問題を確実に解けるようにしましょう。B問題は「テストに出やすい典型」だけを拾い、C問題には手を出さない勇気を持ちましょう。また、学校の授業を聞き逃してしまっている場合は以下のテキストを使うことをおススメします。

【中学1年生用】

【中学2年生用】

上記のテキストがあれば、授業を聞き逃してしまっていても、ある程度、自分で勉強できるはずです。体系数学の教科書サポートは便利なのですが、学校からは基本的に配布されないので、ご自身で用意する必要があります

平均点付近

平均点前後の生徒は、A問題を完答できる状態を維持しつつ、B問題をメインに演習しましょう。Aで落としている問題があればそちらの穴埋めを優先し、B問題は繰り返し解ける問題を増やすイメージです。また、高校数学の勉強の仕方を意識するために、以下のテキストを使うことをおススメします。

【中学1年生用】

【中学2年生用】

高校では問題のタイプ、解法のポイント、方針設定を意識して数学の勉強をしていくのが無難です。上記教材は体系数学の進度に沿って、数学の勉強の型を早期からトレーニングできる教材です。

  • 「効率的な数学の勉強の仕方が分からない」
  • 「数学って模試前はどうやって勉強するの?」
  • 「たくさん問題解けばできるようになる?」

と感じる・疑問に思う方は、是非チャート式のシリーズで、問題のタイプ、解法のポイント、方針設定の3つを問題単位で覚えるよう意識して勉強してみてください!
こちらも学校からは基本的に配布されないので、ご自身で用意する必要があります

数学が得意な場合

まずはC問題を安定して解ける状態を目指しましょう。ただし、C問題に時間をかけすぎてA・Bの精度が落ちるのは本末転倒です。テスト範囲の全体をカバーすることを常に優先してください。また、高校数学の勉強の仕方を早期に身につけることを意識しましょう。

C問題も余裕で解けてしまう場合は、もう少し難しめの問題に取り組んでもいいかもしれません。以下の記事ではハイレベルな数学の参考書もまとめていますので、確認してみてください!

先取りする場合

先取りする場合は以下のテキストを使って進めると、学校の授業とのズレが少なくなります。他教材や集団塾で先取りすると、学校の進度と食い違ったりすることが増えるため、体系数学を学校の授業で使っている場合は、体系数学の教材を使用するのがおススメです。

【中学1年生用】

【中学2年生用】

チャート式は、数学が得意なお子さんにとっては、勉強しやすいと思います。ご家庭でのフォローもしやすいと、実際に指導現場で感じています。学校からは基本的に配布されないので、長期休暇などを利用して先取りする場合は是非活用してみてください!

よくある質問

体系数学が難しい場合、イラストのついている参考書で勉強させるべきですか?

イラストが多い参考書を使うこと自体は悪くありません。ただし、体系数学の授業についていくことを目的にするなら、学校の進度や単元配列に合っているかを必ず確認するようにしましょう。

体系数学は中高一貫校向けに単元の並びや扱う内容が整理されているため、一般的な中学生向け参考書で勉強すると、学校の授業やテスト範囲とズレてしまうことがあります。

授業を聞き逃してしまった場合や、教科書の説明だけでは理解しにくい場合は、体系数学の進度に沿ったサポート教材を使うと、学校の学習とつなげやすくなります

学校の数学の試験で得点できない場合、まず何から始めればいいですか?

まずは、テスト範囲のA問題を全て確実に解ける状態にすることを優先してください。B問題やC問題まで無理に取り組もうとすると、時間だけがかかり、基本問題の定着が不十分なままテスト本番を迎えてしまうことがあります。

特に平均点を下回っている場合は、難しい問題をたくさん解くよりも、基本問題を落とさないことが重要です。A問題でミスが多い単元、途中式が書けない問題を優先的に復習しましょう。

親はどうサポートすればいいですか?

保護者の方が数学そのものを教える必要はありません。むしろ、無理に教えようとすると親子関係が悪くなったり、お子さんが余計に数学を嫌いになってしまったりすることもあります。

保護者の方ができるサポートとしては、「自学できる勉強の材料集め」・「環境づくり」を意識するのがおすすめです。お子さんの状況に応じて補助教材(パーフェクトガイド)やチャート式などの参考書を買ってあげましょう。

数学の定期テスト対策は何をすればいいですか?

体系数学を使っている学校の定期テスト対策では、まず問題集を中心に進めることが重要です。特に、A問題・B問題・C問題のすべてを同じ比重で解くのではなく、現在の成績帯に合わせて優先順位をつけることを意識しましょう。

「分かる・理解を深める」場合は、チャート式で勉強するのが良いと思いますが、短期間で「できる」を目指すなら問題集を反復する方が手っ取り早いです。模試と比べると、定期試験の範囲は広くないので、試験前に3~4周すれば、ある程度の点数が取れることが多いです。
(実際、点数が取れていても感覚的に解ける子や処理を再現しているだけのケースがほとんどです。)

中高一貫校の数学が苦手になった場合、塾は必要ですか?

必ずしもすぐに塾が必要というわけではありません。まずは、学校の授業内容、問題集の進み具合、定期テストの答案を確認し、どこでつまずいているのかを整理することが大切です。

ただし、体系数学は進度が速く、解説が簡潔なことも多いため、一度わからなくなると自力で戻るのが難しい場合があります。特に、授業を聞いても理解できない問題集の解説を読んでもわからない定期テスト前に何をすればよいかわからない、という状態が続いている場合は、早めに外部のサポートを検討するのがおススメです。

まとめ

体系数学は、中高6年間を見通して設計された優れた教材です。 ただし、その特徴は「レベルが高い」という一言では片づけられません。実際には、

  • 進度が速い
  • 単元どうしのつながりが強い
    (先週学習したことをベースに今週の学習が進む。)
  • 代数と幾何が並行して進む
  • 解答・解説が簡潔で、自学自習で挽回しにくい
    (解説が配布されないこともある)
  • 解法整理の癖がつきにくいまま進みやすい

といった構造的な難しさがあります。

そのため、体系数学で苦戦するのは、「能力が足りないから」ではなく、適切な使い方や学習の仕組みが整っていないことが原因のケースは少なくありません。

学校の授業に沿って進めるだけでなく、参考書や補助教材で理解を補い、問題を取捨選択し、進捗を確認する。こうした仕組みが整うことで、体系数学は初めて力を発揮しやすくなります。 

小さなつまずきを早めに拾い、解法の整理や復習の導線を整えておくことが、定期テスト対策だけでなく、その後の高校数学、ひいては理系選択の可能性を守ることにもつながります

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