基本的にほとんどの塾は、中学受験、高校受験、大学受験対策をメインにしており、それをキャッチコピーにしたりしていますよね。
(実態としては多くの塾がそれだけに絞らず幅広く対応していると思います)
そのため
「中高一貫校生が中1頃から通うことのできる塾ってどこ・・・?」
「東大・医学部を目指す塾はあるけど、それしかないの?」
「中高一貫校の定期テスト対策ができる塾がいいけど高校受験しかない?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
高2,高3になってくると、中高一貫校生か否かに関わらず、大学受験という括りになり、「中高一貫校だから・・・」という悩みは減ってくると思いますが、中1~高1ごろまでは塾選びで悩まれている方も多いと思います。
今回は、神奈川県内の中1~高1の中高一貫校生の多くが通っている塾、特に最終的に難関大学を目指す中高一貫校生が通っている塾をご紹介します。
本記事は広告の記事ではありませんし、LEFYの塾生のほとんどが中高一貫校生、そして講師も中高一貫校出身者が大多数ですので、かなり実態に近い情報をお伝え出来ると思います。
「そもそも中高一貫校生は塾に通う必要があるの?」という点が気になる方はぜひ以下の記事も読んでみてください。
中学生から最難関大学(東大・医学部など)を目指す
まずは、中高一貫校に入学し、主に中学生の時期から、東大や医学部などの最難関大学、学部を目指す中高一貫校生が通う塾をご紹介します。
鉄緑会
鉄緑会は、中高一貫校の生徒を対象とした、東京大学受験指導専門塾です。
東京大学、医学部への合格実績は他塾と比較してもずば抜けています。
鉄緑会には指定校があり、その指定校への進学を予定している新中1生は、中1の4月期に限り、選抜試験が免除となります。
指定校以外への進学予定者は、入会するためには、選抜試験を受験し、合格しなければなりません。
■指定校
- 開成
- 桜蔭
- 筑波大学附属駒場
- 麻布
- 海城
- 駒場東邦
- 筑波大附属
- 豊島岡
- 女子学院
- 雙葉
- 渋谷幕張
- 渋谷教育学園渋谷
- 早稲田
- 聖光学院
- 栄光学園
神奈川県内では、聖光学院と栄光学園が指定校となっており、一部の生徒が通塾しています。
聖光学院は塾に通わない生徒が大多数であり、近年はよりその傾向が強くなっています。
また、栄光学園からは鉄緑会の代々木までかなり距離があり、いずれの学校の生徒も多くの生徒が通っているわけではありませんが、まず選択肢には上がる塾でしょう。
平岡塾
よくメディアでも取り上げられる、渋谷にある50年の歴史ある英語単科塾です。
渋谷にあり、神奈川から距離がありますが、それでも難関大学合格を目指す中高一貫校生が通っています。
開成、桜蔭をはじめとした有名中高一貫校の生徒が通塾しており、授業のレベルが高く、宿題の量もかなり多いようですが、入塾試験を実施していないにも関わらず、東大合格率は80%以上を維持しているそうです。
また、東大や医学部、早慶などの国内難関大学への合格実績が豊富なだけでなく、平岡塾で学んだ英語力を生かして海外大学で活躍している卒業生も多いとのことです。
英語学習には様々な方法、流派のようなものがありますが、平岡塾では、我々の母語である日本語で論理的に思考しながら英語を習得していくことが特徴です。
MEPLO
東大への現役進学を目指す中高一貫校生を対象とした河合塾グループの塾です。
横浜駅から徒歩数分の場所に横浜教室があり、神奈川県内の難関中高一貫校生が多く通塾しています。
授業は座席指定で、少人数制(中学生10-15名、高校生20-30名)で行われます。
講師はプロ講師で、少人数制であることを活かし、授業は双方向のコミュニケーションを通して行われ、予習を重視したスタイルで進められます。
また、数学の記述、英語のライディングなどの添削サポートが充実しています。
神奈川県内では栄光学園、フェリス女学院、浅野高校などの生徒が多く通っているようです。
大学受験グノーブル
校舎は新宿校、渋谷校、お茶の水校、たまプラーザ校、横浜校、自由が丘校と、中規模ながらも、2023年には東大に122名、国公立慶医学部に61名の合格実績があり、有名中高一貫校の生徒が通う塾です。
グノーブルは中学受験でも最難関中学への合格実績が豊富ですので、ご存じの方も多いかもしれません。
数学、英語、国語、理科(物理・化学・生物)と、大学受験で使う科目のほとんどをカバーしていますが、特に英語は、単語帳を使わなかったり、非常に丁寧な添削が頻繁になされたりと、特徴的です。
以下ではグノーブルの各科目の指導の特徴が紹介されています。
エデュカ
エデュカは、SEGという新宿にある東大等の最難関大学を目指す中高一貫校生が多く通う塾の姉妹校です。
SEGは東大の数学科の在校生によって設立されたという経緯があるようで、私自身が中高生の頃も、数学に力を入れている中高一貫校生が通っており、エデュカは数学に強いというイメージがあります。
数学だけでなく、英語、化学、物理の授業も受講できるようです。
JPREP
JPREPは、英語専門塾です。
話す(スピーキング)、書く(ライティング)、聴く(リスニング)、読む(リーディング)の4技能だけでなく、考え、表現する能力の育成にも力を入れています。
最近では、中学受験終了後に、鉄緑会やSEGなどだけでなく、英語はJPREPに通う生徒も増えてきていると聞きます。
東京大学や医学部への合格実績に加え、海外大学への合格実績も豊富です。
高校生になってから難関大学(東大~早慶・MARCH)を目指す
中学受験終了後、難関大学を目指し、中学生の段階など早期から通う方が多い塾をご紹介してきました。
これらの塾は合格実績が素晴らしいことからもわかるとおり、扱う内容は難関大学に合格することを目指したハードなものです。
そのため、通塾している生徒の多くが東大等への進学実績が豊富な有名難関中高一貫校生で、そして、その学校の中でも、比較的成績上位の生徒です。
つまり、ご紹介した塾は、たしかに中高一貫校生がこぞって通う塾ではありますが、全体数からみれば一部にすぎません。
実態として、中高一貫校の中学生は塾に通っていない人もかなり多いはずです。
ただし、中3、高1、高2と学年が上がるにつれ、塾に通いだす生徒は間違いなく増えます。
その時に選択肢によく挙がる塾としては、
といった有名どころが多い印象です。
河合塾には中高一貫校生のみを対象とした中学グリーンコース 中高一貫(速習)コースがあり、こちらのコースを受講している中高一貫校生も多そうです。
その他の塾には、あまり中高一貫校生が固まって通塾している印象はあまりなく、知り合いの紹介の塾に通ったり、通学途中にある個別指導に通っていたり、家庭教師に依頼したりと、様々な塾に分散しているかもしれません。
定期テストでいい成績を取りたいなら個別指導
中高一貫校の定期テストは、学校、そして先生ごとに異なりますし、さらに、毎回のテスト範囲もその学期の進捗に応じて異なってしまうため、塾でサポートする場合は、毎週の授業で講師が進度を把握しながら進めなければいけません。
そのため、定期テスト対策をメインとする場合は、個別指導塾に通っていることが多いでしょう。
ただし、個別指導塾にも、難関大生やプロ講師が教える1対1のマンツーマン指導の塾から、1対2以上で演習メインの個別指導塾、また最近では、勉強内容や計画、進捗などを管理してくれるコーチング系の塾もありますので、目的に応じて選ぶようにしましょう。
大半の個別指導塾では、中高一貫校の定期テスト対策ができるはずですが、
「どのような講師が担当してくれるのか」
「本当に中高一貫校の定期テスト対策をしてくれるノウハウがあるのか」
などの点に注意しながら、まずは問い合わせ、情報収集をしてみましょう。
LEFYには多数の中高一貫校生が通塾しています
LEFYには、最終的に難関大学に合格することを目指しつつ、定期テストで成績UPを狙う中高一貫校生が多数通っています。
完全1対1のマンツーマンで授業を進めるため、現在の学力レベルや志望校に関係なく、個人に最適な学習内容、計画で受講することができます。
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