共通テスト英語のリーディング問題を解いてると
「読解問題がほとんどだけど、どうしたらいいの?」
「問題数も文字数も多くて、制限時間以内に読み終わらない」
と思う方が多いのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて「共通テスト英語」を解く時の時間配分や素早く解くコツをご紹介します。

大問ごとの時間配分を設定する
共通テストの英語(リーディング)を解く時に問題ごとの時間配分を設定せず、自分のペースで解く人を時々見かけます。帰国子女や英語がとても得意な場合を除いて、その様な解き方をしても、時間内に解き終わるのは難しいでしょう。

英文を理解する力があったとしても制限時間以内に問題を解けなければ意味がありません。また、設問ごとの時間配分を意識すると以下のようなメリットがあるので、必ず設定しましょう。
・分からない問題があっても時間を優先して冷静に対処しやすくなる
・後ろの方の問題に取り組む時間を確保できる
・設定した時間内に解くための工夫を考えるきっかけになる
・英語長文を素早く読む感覚をつかめる
どんな問題がでるかを整理する
まずは、どのような問題が出題されるのかを整理しましょう。2026年度の共通テスト英語(リーディング)は試験時間が80分で、各大問の出題分野と配点は以下のとおりです。
大問(配点) 出題分野
第1問(6点) ショートメールのやり取り
第2問(12点) ウェブサイトの読み取り
第3問(9点) 体験記の読み取り
第4問(12点) ニュースレターとコメントの読み取り
第5問(16点) チラシ・フォーム・Eメールの読み取り
第6問(12点) 物語文
第7問(16点) 論理的文章
第8問(17点) 複数の意見と資料の読み取り
大問は8つに分かれています。また、各大問の問題数と配点は以下のとおりです。
| 大問 | 問題数(各問題の配点) | 配点 |
| 第1問 | 3問(各2点) | 6点 |
| 第2問 | 4問(各3点) | 12点 |
| 第3問 | 3問(各3点) | 9点 |
| 第4問 | 4問(各3点) | 12点 |
| 第5問 | 5問(各3~4点) | 16点 |
| 第6問 | 4問(各3点) | 12点 |
| 第7問 | 5問(各3~4点) | 16点 |
| 第8問 | 5問(各3~4点) | 17点 |
設問の配点にそこまで偏りがなく、どの問題も2点~4点です。ざっくりと言えば、後半の方になるにつれて問題が難しくなり、少し難しめの問題の配点が4点というイメージです。
「共通テストの英語ってどんな感じの問題だったっけ、、、」という方は以下のリンクから英語(リーディング)の問題を確認してみてください。
▼共通テストの問題
英語 問題全文|2026年度 大学入学共通テスト:朝日新聞デジタル
最終アクセス:2026年1月24日
大学入学共通テスト(英語リーディング)の理想の時間配分
それでは、共通テスト(英語リーディング)の理想の時間配分を考えていきましょう。
ザックリとした目安ですが、以下の配分で解くことを目指しましょう。
| 大問 | 時間配分の目安 |
| 第1問 | 4~5分 |
| 第2問 | 6~7分 |
| 第3問 | 7~8分 |
| 第4問 | 9~10分 |
| 第5問 | 10~12分 |
| 第6問 | 11~13分 |
| 第7問 | 13~15分 |
| 第8問 | 13~15分 |
後半(第6問以降)は長文読解の問題になってくるので、問題文を読みこまなければならず、どうしても解くのに時間がかかってしまいます。そのため、第1問~第5問までの資料の読み取り問題を素早く解くことが高得点を取りつつ、時間内に解き終えるためのポイントです。
目安としては、試験開始からおよそ35~40分を過ぎたあたりで第6問に取り組めるペースを目指しましょう。
また、第1問~第5問までは、答えの根拠となる英文を見つけることができれば、解くのにそこまで時間がかからない問題が多いです。そのため、英語があまり得意でない方は、時間のかからない問題を優先し、英文を読みこむ必要がある問題は、直感で選択肢を選んでみると、良いペースに近づくでしょう。
制限時間内に解くためのコツ
共通テスト(英語リーディング)の概要はここまでで整理できたので、単語や熟語、文法はある程度できる方に向けて、制限時間内に解くためのコツをいくつか紹介していきます。
各大問の構成を抑える
各大問の構成はざっくりとでも頭に入れておきましょう。そうすることで、回答の根拠となる箇所など、自分の知りたいことを短い時間で探せるようになります。
「構成を抑えると素早く読めるようになるのか?」と疑問に思う方は、学校からの案内やお店のチラシなどを読む時を想像してみてください。あまり時間をかけずに自分の知りたいことを読み取れることが多いはずです。

文字数が多くても素早く知りたいことを読み取ることができるのは、これまでの経験から、文書の構成(文書の目的や文章の流れなどから、どこに何が書いてあるか)を自然と意識し、予測できているからでしょう。
共通テストで出題される案内文やチラシなどの英文も、構成を少しでも抑えて読むことができれば、回答の根拠となる箇所を見つけやすくなります。
わからない問題は飛ばして次の問題に進む
時間内に問題を解くために、解き進めることを優先し、時間が余ったら分からなかった問題に戻るようにしましょう。時間内に終わらない方は、分からない問題や難しい問題に必要以上に時間をかけているはずです。

共通テスト(英語リーディング)の1問当たりの配点は3~4点であり、少し難しい問題と簡単な問題の配点は大して変わりません。そのため、わからない問題にこだわるよりも、分かる問題を確実に得点する方が良い点を取ることができる可能性も高いです。
また、共通テストの英文そのものは、語彙や構文のレベルだけを見ると「読めなくて当然」というほど難解なものは多くありません。にもかかわらず、正解が分からない場合、原因は「知らない単語が多い」、「設問や条件の読み取り方を間違えている」といった悩んでも解決しにくい種類のつまずきにあることが少なくありません。
このタイプの失点は、その場で長く考え込んでも正解にたどり着ける可能性が低く、時間だけが削られてしまうことがほとんどです。もちろん、設問の読み間違いに気づいて修正できる、根拠となる一文を見つけ直せる、といった「直せるミス」の局面では粘る価値があります。ただ、それ以外の場面では、いったん区切りをつけて次へ進み、後で復習で原因を潰すほうが、結果的に得点につながりやすいです。
最初の大問から順番に解く
共通テスト(英語リーディング)の問題は、中盤~終盤の大問では、複数の記事を読み比べる問題や、テーマが少し難しい論説文など、後ろの大問に行くにつれて難しくなっていきます。
難しい問題は文章をしっかりと読み込んでいく必要があるため、時間を気にする余裕がなくなってしまう方が多いでしょう。そのため、基本的には最初の大問から順番どおりに解いていくことをおすすめします。
設問を意識する
時間のない中で設問に正解するためには、「何が問われているか」を常に意識することが大切です。時間内に本文全てを丁寧に読み込むのは、帰国子女やネイティブでない方にとっては、ハードルが高いと思います。

設問で問われることを意識し、しっかりと読み込む部分とそうしない部分を考えながら英文を読むことを心がけましょう。
情報処理のスピードを意識する
帰国子女の方を除いて、共通テストの問題を素早く正確に解くためには、ある程度の情報処理能力・スピードが必要です。英語で書かれているだけでなく、文字数や問題数も多いので、自分が読んでいる英文に書かれていることをテンポよく頭の中で整理し、問題を解いていかなければいけません。

日本語で書かれた文章を読む時に時間がかかる方や、短い時間でテンポよく文章を読むのが苦手な方は、そもそも情報処理のスピードに課題がある可能性があります。そういった場合は、共通テストと同じような問題を本番同様の制限時間で解き、試験本番の処理スピードに慣れていくことが良いトレーニングになります。
共通テスト対策におススメの参考書5選
ここからは、共通テスト対策をしたい方におススメの問題集を紹介します。
上述のとおり、共通テストの過去問や予想問題集にしっかり取り組むことで、「どこを根拠に答えるべきか」を素早く探す感覚が磨かれていきます。結果として、英文を読みながら設問に必要な情報を拾い、迷いすぎずにスムーズに解き進められるようになります。
また、共通テスト特有の情報処理に慣れてくると、読み方・探し方・選び方が整理され、解くスピードも上がっていきます。こうした積み重ねができると、たまたま出来た/出来なかったに振り回されにくくなり、点数が安定して取りやすくなります。
そのため、共通テストに近い形式の問題が多く掲載されている参考書に取り組むのがおすすめです。
ただし、単語・熟語、文法などの勉強が不十分な方が取り組んでもあまり意味がないので、単語・熟語、文法が不安な方は基礎を固めてから取り組みましょう。
以下の記事ではおすすめの単語帳やレベル別に文法の参考書を紹介しているので、是非参考にしてみてください。
早慶を狙うならどの単語帳?合格者が詳しく解説!|LEFY|個別指導塾レフィー【横浜校】|中学・高校・大学受験
中高一貫校生向けおすすめ英語問題集!学年・レベル別に紹介|LEFY|個別指導塾レフィー【横浜校】|中学・高校・大学受験
共通テスト過去問研究 英語
大学入学共通テストの過去問を収録した定番の書籍です。英語力だけでなく、慣れもある程度必要ですので、共通テストを受験する方はなるべく取り組むようにしましょう。

大学入学共通テスト英語 リーディング 実戦対策問題集
予想問題やオリジナル問題が多数掲載されている問題集です。特徴的な設問の解き方も掲載されているため、問題の解き方を意識して学習してみたい人は手に取ってみてください。

2026 共通テスト総合問題集 英語(リーディング) (河合塾SERIES)
河合塾の共通テスト対策の定番です。難易度は、基本的には過去問〜標準レベルを軸にした印象で、文章量・設問のパターン・選択肢の迷わせ方など、共通テストらしい問題で反復演習できます。
共通テストのリーディングの本番と同じレベルで時間内に処理し切る感覚を作りたい人におすすめです。また、過去問を解いた後の仕上げの安定化にも使いやすい一冊です。

大学入学共通テスト 実戦問題集
駿台の共通テスト予想問題集で、少し難しめの問題が掲載されています。共通テストはまだ歴史が浅いため、年度ごとの難しさに少しバラつきが生じる可能性があります。
そのため、過去問と同程度、もしくはそれよりも少し難しめの英文に取り組んでおいた方が安心です。ちょっと難しめの方がちょうど良いと感じる方におすすめです。

共通テスト実戦模試 英語リーディング
Z会の共通テスト予想問題集です。Z会オリジナル模試と過去問が掲載されています。
こちらも共通テストの過去問より少し難しいと感じる方もいると思いますが、上記のとおり次年度は少し難しくなる可能性があるため、過去問を解いてしまった方は取り組んでみましょう。

1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リーディング
共通テスト対策の書籍の中でも、問題の解き方の紹介が丁寧なのが特徴的な参考書です。
タイトな時間で情報処理するための問題文の読み方がコンパクトにまとまっています。過去問や予想問題集で演習する前に、解き方やパターンを勉強したい人に特におすすめです。

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