共通テスト英語のリーディング問題を解いてると
「読解問題がほとんどだけど、どうしたらいいの?」
「問題数も文字数も多くて、制限時間以内に読み終わらない」
と思う方が多いのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて「共通テスト英語」を解く時の時間配分や素早く解くコツをご紹介します。

大問ごとの時間配分を設定する
共通テストの英語(リーディング)を解く時に問題ごとの時間配分を設定せず、自分のペースで解く人を時々見かけます。帰国子女や英語がとても得意な場合を除いて、その様な解き方をしても、時間内に解き終わるのは難しいでしょう。

英文を理解する力があったとしても制限時間以内に問題を解けなければ意味がありません。また、設問ごとの時間配分を意識すると以下のようなメリットがあるので、必ず設定しましょう。
・分からない問題があっても時間を優先して冷静に対処しやすくなる
・後ろの方の問題に取り組む時間を確保できる
・設定した時間内に解くための工夫を考えるきっかけになる
・英語長文を素早く読む感覚をつかめる
どんな問題がでるかを整理する
まずは、どのような問題が出題されるのかを整理しましょう。2024年度の共通テスト英語(リーディング)は試験時間が80分で、各大問の出題分野と配点は以下のとおりです。
大問(配点) 出題分野
第1問 (10点) 案内文・チラシの読み取り
第2問 (20点) チラシ・記事の読み取り
第3問 (15点) ブログ・学校新聞記事の読み取り
第4問 (16点) 記事・アンケート結果の読み取り
第5問 (15点) 物語文
第6問 (24点) 論説文
大問は6つに分かれています。また、各大問の問題数と配点は以下のとおりです。
大問 | 問題数(各問題の配点) | 配点 |
第1問A | 2問(各2点) | 4点 |
第1問B | 3問(各2点) | 6点 |
第2問A | 5問(各2点) | 10点 |
第2問B | 5問(各2点) | 10点 |
第3問A | 2問(各3点) | 6点 |
第3問B | 3問(各3点) | 9点 |
第4問 | 6問(各2~3点) | 16点 |
第5問 | 5問(各3点) | 15点 |
第6問A | 4問(各3点) | 12点 |
第6問B | 5問(各2~3点) | 12点 |
設問の配点に偏りが少なく、どの問題も2点~3点です。ざっくりと言えば、後半の方になるにつれて問題が難しくなり、少し難しめの問題の配点が3点というイメージです。
「共通テストの英語ってどんな感じの問題だったっけ、、、」という方は以下のリンクから英語(リーディング)の問題を確認してみてください。
▼共通テストの問題
abm.php (dnc.ac.jp)
独立行政法人 大学入試センター 令和5年度 本試験の問題
最終アクセス:2024年7月31日
大学入学共通テスト(英語リーディング)の理想の時間配分
それでは、共通テスト(英語リーディング)の理想の時間配分を考えていきましょう。
ザックリとした目安ですが、以下の配分で解くことを目指しましょう。
大問 | 時間配分の目安 |
第1問A | 3~4分 |
第1問B | 3~4分 |
第2問A | 6~7分 |
第2問B | 6~7分 |
第3問A | 5~6分 |
第3問B | 5~6分 |
第4問 | 10~12分 |
第5問 | 12~14分 |
第6問A | 10~12分 |
第6問B | 10~12分 |
後半(第4問以降)は長文読解の問題になってくるので、問題文を読みこまなければならず、どうしても解くのに時間がかかってしまいます。そのため、第1問~第3問までを素早く解くことが高得点を取りつつ、時間内に解き終えるためのポイントです。
目安としては、試験開始からおよそ35分を過ぎたあたりで第4問に取り組めるペースを目指しましょう。
また、第1問~第3問までは、答えの根拠となる英文を見つけることができれば、解くのにそこまで時間がかからない問題が多いです。そのため、英語があまり得意でない方は、時間のかからない問題を優先し、英語の本文を読みこむ必要がある問題は、直感で選択肢を選んでみると、良いペースに近づくかもしれません。
制限時間内に解くためのコツ
共通テスト(英語リーディング)の概要はここまでで整理できたので、単語や熟語、文法はある程度できる方に向けて制限時間内に解くためのコツをいくつか紹介していきます。
各大問の構成を抑える
各大問の構成はざっくりとでも頭に入れておきましょう。そうすることで、回答の根拠となる箇所など、自分の知りたいことを短い時間で探せるようになります。
「構成を抑えると素早く読めるようになるのか?」と疑問に思う方は、学校からの案内やお店のチラシなどを読む時を想像してみてください。あまり時間をかけずに自分の知りたいことを読み取れることが多いはずです。

文字数が多くても素早く知りたいことを読み取ることができるのは、これまでの経験から、文書の構成(文書の目的や文章の流れなどから、どこに何が書いてあるか)を自然と意識し、予測できているからでしょう。
共通テストで出題される案内文やチラシなどの英文も、構成を少しでも抑えて読むことができれば、回答の根拠となる箇所を見つけやすくなります。
わからない問題は飛ばして次の問題に進む
時間内に問題を解くためには、解き進めることを優先し、時間が余ったら分からなかった問題に戻るようにしましょう。時間内に終わらない方は、分からない問題や難しい問題に必要以上に時間をかけているはずです。

共通テスト(英語リーディング)の1問当たりの配点は2~3点であり、少し難しい問題と簡単な問題の配点は大して変わりません。そのため、わからない問題にこだわるよりも、分かる問題を確実に得点する方が得点できる可能性も高いです。
最初の大問から順番に解く
共通テスト(英語リーディング)の問題は、中盤~終盤の大問では、複数の記事を読み比べる問題や、テーマが少し難しい論説文など、後ろの大問に行くにつれて難しくなっていきます。
難しい問題は文章をしっかりと読み込んでいく必要があるため、時間を気にする余裕がなくなってしまう方が多いでしょう。基本的には最初の大問から順番どおりに解いていくことをおすすめします。
設問を意識する
時間のない中で設問に正解するためには、「何が問われているか」を常に意識することが大切です。時間内に本文全てを丁寧に読み込むのは、帰国子女やネイティブでない方にとっては、ハードルが高いと思います。

設問で問われることを意識し、しっかりと読み込む部分とそうしない部分を考えながら英文を読むことを心がけましょう。
情報処理のスピードを意識する
帰国子女の方を除いて、共通テストの問題を素早く正確に解くためには、ある程度の情報処理能力・スピードが必要です。英語で書かれているだけでなく、文字数や問題数も多いので、自分が読んでいる英文に書かれていることをテンポよく頭の中で整理し、問題を解いていかなければいけません。

日本語で書かれた文章を読む時に周囲より時間がかかる方や、短い時間でテンポよく文章を読むのが苦手な方は、そもそも情報処理のスピードに課題がある可能性があります。そういった場合は、共通テストと同じような問題を本番同様の制限時間で解き、試験本番の処理スピードに慣れていくことが良いトレーニングになります。
共通テスト対策におススメの参考書5選
ここからは、共通テスト対策をしたい方におススメの問題集を紹介します。
上述のとおり、共通テストの過去問や予想問題集に沢山取り組むことで、情報処理への慣れから解くスピードが向上し、点数が安定してとれるようになる可能性があります。そのため、共通テストに近い形式の問題が多く掲載されている参考書に取り組むのがおすすめです。
ただし、単語・熟語、文法などの勉強が不十分な方が取り組んでもあまり意味がないので、単語・熟語、文法が不安な方は基礎を固めてから取り組みましょう。
以下の記事ではおすすめの単語帳やレベル別に文法の参考書を紹介しているので、是非参考にしてみてください。
早慶を狙うならどの単語帳?合格者が詳しく解説!|LEFY|個別指導塾レフィー【横浜校】|中学・高校・大学受験
中高一貫校生向けおすすめ英語問題集!学年・レベル別に紹介|LEFY|個別指導塾レフィー【横浜校】|中学・高校・大学受験
共通テスト過去問研究 英語
大学入学共通テストの過去問を収録した定番の書籍です。英語力だけでなく、慣れもある程度必要ですので、共通テストを受験する方はなるべく取り組むようにしましょう。

大学入学共通テスト英語 リーディング 実戦対策問題集
予想問題やオリジナル問題が多数掲載されている問題集です。特徴的な設問の解き方も掲載されているため、問題の解き方を意識して学習してみたい人は手に取ってみてください。

大学入学共通テスト 実戦問題集
駿台の共通テスト予想問題集で、少し難しめの問題が掲載されています。共通テストはまだ歴史が浅いため、年度ごとの難しさに少しバラつきが生じる可能性があります。そのため、過去問と同程度、もしくはそれよりも少し難しめの英文に取り組んでおいた方が安心です。ちょっと難しめの方がちょうど良いと感じる方におすすめです。

共通テスト実戦模試(1)英語リーディング
Z会の共通テスト予想問題集です。Z会オリジナル模試と過去問が掲載されています。こちらも共通テストの過去問より少し難しいと感じる方もいると思いますが、上記のとおり次年度は少し難しくなる可能性があるため、過去問を解いてしまった方は取り組んでみましょう。

1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リーディング
共通テスト対策の書籍の中でも、問題の解き方の紹介が丁寧なのが特徴的な参考書です。タイトな時間で情報処理するための問題の読み方がコンパクトにまとまっています。過去問や予想問題集で演習する前に解き方やパターンを勉強したい人に特におすすめです。

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